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『 メイク×リハビリテーション 』 作業療法士の新しい試み。

みなさんはじめまして。

3年目作業療法士の猪俣亜海です。

私は千葉県にある回復期リハビリテーション病院に勤めています。

それとは別に

資生堂メイクセラピストや認定メイクセラピーアドバイザーの資格を持っており、ケアハウスでのメイクボランティアなども行っています。

皆さん、病院というイメージの中に「化粧」ってあんまり出てこないですよね?
私自身お化粧が大好きなのですが、学生時代の病院実習の際、スタッフさん達がすっぴんだったことに衝撃を受けたのを覚えています。

病院で化粧したら浮く!?

そんなことを思いながら大学4年の精神科病院での実習の際、女性バイザーが

「患者さんにとって病院は家でなく、外部の社会。外へ出られない患者さんたちにとって私たちセラピストは社会と関わる人間なのよ。そんな人がすっぴんでぼさぼさの頭だったらダメでしょ。そう思うようにしてから、私もちゃんとマスカラするようになったんだよね。」

と当時のバイザーが言っていたのをとてもよく覚えています。

それから私もしっかりメイクして実習に行くようになりました(笑)

そして無事作業療法士となり、勤めることになったのですが、1年目からいろんな患者さんたちにメイクしました。

そしてあるルーティーンがある事に気が付いたんです。

表情、言葉、行動が変わることに気が付いたんです。

けどなんとなく変わったなー
と思うばかりで、具体的に何が良くなったのか、どう変わったのかが皆んなわからないようでした。

なんとなく良くなった から、確実に良くなったと言えるようになりたい!

そう思ってメイクセラピー、化粧療法に足を踏み入れることになったのです。

これはとあるケアハウスさんでメイクボランティアした時の写真。

Before→Afterもはや別人(笑)女優さんのような、優しくて美しい女性になりました。

同じ、「写真撮りますよ〜」の声かけでこれだけ変わる。周りのスタッフさんからのどよめきがあったのは写真撮影の時でした。

ニコっと笑い、ピースまで!軽く首を傾げてみたり、それはまるで私を撮って!と言わんばかりに。

そう、これが好きなんですよね!
たまらない瞬間。

本人だけでなく、その人と関わる全ての人も幸せにできるメイク。

メイク×リハビリテーション×作業療法士

の新たな試みを見て頂けると幸いです♩

これからこの「note」を使ってメイク×リハビリテーションについて、活動内容や情報をお届けしていきます!
#メイクセラピー
#作業療法士
#化粧療法