中学受験が教えてくれたこと。 「できない」ことって、実はそんなにない。 「苦手」は量が足りないだけ。
スタイルのある大人に憧れるけれど 。 「私は料理が苦手」「数字や機械に弱い人」…… 数々の失敗と経験を重ね浮き彫りとなり、恥をかかないための前置きとして、そんなことを公言しているうち、いつの間にか固定化していった私の″苦手”。 それは私という人間の一部を構成していて、笑顔とセットであれば短所さえもやさしく包み込んでくれる旧 知の友のような。
「自分は何が得意で何が苦手なのかが明確。苦手なことは無理せず得意な人にまかせる」。そんな“自分のス タイルを持つ大人”に憧れていたし、