【インタビュー】おっさんレンタル、ネットでの活動、新しいこと・面白いことって?…真崎真幸氏@レンタル広島さんにお話を伺った
みなさんこんにちは、
旅行がちょっぴり好きなあみあきひこです。
12月は広島県三原市に行ったのですが、
※三原での話は漫画に描いてるのでまだ読んでない方は是非ご覧下さい。
関連記事:【漫画】三原だるま工房で面相書きをしてみた / I drew the Dharma at Mihara dharma craft studio.【Manga】
三原に行った時に同行してくださったライター&モデルの真崎真幸さんに
ご自身の活動についてお話を伺うことができました!
いえーい!
真崎真幸(まさき まさゆき)さん
元おっさんレンタルのライター、
フリー素材モデル、
県観光PRグルメガイド等
幅広く活動されている方。普段は会社員をされているらしい。
おっさんレンタル契了後は広島を中心にしたレンタル業
「レンタル広島さん」として活動されている。
こちらの記事でも紹介させていただいていますので気になる人はどうぞ。
HTML名刺 / Twitter / ブログ / レンタル広島さん
あみあきひこ
しがない漫画描き。この記事を書いてる人。
私もネットで活動をしている身なのですが、
他の方の考え方にも触れ自分の視野を広げたいと考えていたところ
真崎さんの存在を知り 今回の企画を思い立ちました。
取材(?)をうけてくださった真崎さんに感謝します!
ありがとうございました!
では以下にお話の内容を記載しておきます。
ごゆっくりご覧くださいませ。
**********
目次
◆おっさんレンタルからおっさんライターへ
◆面白いことをしていると出会いや活動の幅も広がっていく
◆誰もやっていないニッチな分野をねらう
◆別の何かを組み合わせる
◆レンタル広島さん、レンタルなんもしない人をレンタルする
◆まずは一度レンタル広島さんに会ってみよう
◆利用者の人へ「私を何かのきっかけにしてほしい」
◆発信し続けることが大事
**********
◆おっさんレンタルからおっさんライターへ
あみ
今日はありがとうございます!
今の活動について色々お話をうかがいたいのですが…
おっさんレンタルの本に感銘受けたってブログに書かれてましたよね?
※関連記事:【広島】おっさんレンタル依頼ページ ※契約満了しました
真崎さん
「おっさんレンタル」はドラマ「ゆとりですがなにか」で知りました。
面白いサービスだなと気になったので、おっさんレンタル代表の西本さんの本を読んでみました。最初はオモシロ系の話かと思って読み進めてみると最後はなんだか感動しちゃって…
それで「この本よかったです」と西本さんにメールしたら次の日返事が来て
「よかったら いっしょに 活動しませんか」って。いろいろあってすぐには参加できなかったのですけど、その後メンバーになって一年間活動しました。
関連:「おっさんレンタル」日記 西本 貴信
あみ
それが おっさんレンタルを始められた きっかけなんですね。
真崎さん
おっさんレンタルを活動する中で、依頼者様が私の人となりがわかると依頼しやすいかなと思ってブログをはじめました。記事を書きはじめたのはそこからですね。
最初は真面目にレンタル活動を書いてたんですが、だんだんふざけだして今みたいなブログになりました(笑)
尾道が大好きでよく行ってたんですが、その記事を書いたのが
ライターとしての活動につながりました!
※関連記事:真崎、ライターはじめるってよ
※関連記事:【広島】楽しく迷子になろう!坂と猫の映える町「尾道」の観光スポットをご紹介(SPOT)
※関連記事:真崎真幸が外部メディアで書いた記事
◆面白いことをしていると出会いや活動の幅も広がっていく
あみ
おっさんレンタルやレンタル広島さんとして活動をはじめて
普段の生活に何か変化はありましたか?
真崎さん
普通に生活してたら会えない人に会えることですね。
ぱくたそのフリー素材モデルになれたのも、おっさんレンタルが影響していて。
レンタルで顔出してるんだから、この際モデルになったろ!みたいなノリで応募しました。
※関連記事:ぱくたそフリー素材モデルに応募した件
※関連記事:ぱくたそフリー素材モデルになりました
私は『面白い事は面白いところに集まってくる』と思っていて、
相手がレンタル活動に興味をもって私の話を聞いてくれるんです。
実は、ぱくたそのオーディションに応募した時は1回目は落ちたんです。
本採用としては落ちていたんです。しかし選考時の私の受け答えと熱意を評価してくださった代表のすしぱくさんが再度チャンスをくれたんです。それで今回の撮影となりました。
ぱくたそに落ちてから数か月後に
ある日突然撮影のお誘いメールが来たんですよ!
その時ちょうど友達と焼き鳥を食べてたんですが、
メールを見たらびっくりして焼き鳥を落としてしまって(笑)
そのあと友達に「俺 モデルになるで!」って言ったら
一同ポカンとしてました(笑)
あみ
友達からしたら 突然でよくわからなかったんでしょうね(笑)
◆誰もやっていないニッチな分野をねらう
真崎さん
ヨッピーさんという人気のライターがいらっしゃるんですが、私の活動はヨッピーさんにすごく影響されています。ヨッピーさんの本に出てくる「どの業界もイスとりゲーム」って言葉は意識してますね。
ヨッピーさんとは
ネットで引っ張りだこの売れっ子ライターであり、SPOTの編集長。バズる企画が得意。
※関連記事:ヨッピーについて
ブログ / Twitter / FaceBook / LINE@ / Instagram
世の中にはまだだれも座っていない、おいしい椅子、ビジネス的に成功する椅子がたくさん残ってる。それを狙えているか考えることが大切。
あみ
へぇ~。イスとりゲームですか~…
真崎さん
中四国地方で顔出ししているライターって少ないんですよ。その中でも女性がほとんど。
男性は少なかったんで、じゃあ自分がやってみようかなと思ったんです。
あみさんもエッセイ漫画を描いているけど、
エッセイの中でもニッチな分野を狙っていけばいいんと思いますよ!
例えば「カメ漫画だったら この人」みたいな、
ニッチな分野の代表者になる。
※私はカメを飼っているのでそのことに関連しての例え話です。
※関連記事:おひとよしの処世術【5】向き合う
真崎さん
ただしその椅子が座れたとしても、
最初から需要の少ない椅子だと残念なんで
その椅子が本当に求められている椅子か知ることが大切ですね。
◆別の何かを組み合わせる、自分自身もコンテンツになる
真崎さん
これもヨッピーさんの本で読んだんですが、
他と差別化して椅子を狙っていくなら
新しいことをするのが大切。[A] + [B]、みたいな感じで何かと何かを足して新しいスタイルで活動していくのがいいと思う。
あみ
あ~、確かに!
今の時代、
ゼロからものを生み出すのって難しいですもんね。
色々なものがもう出尽くしているというか…。
真崎さん
本当それ!
だけど単独のものを2つかけあわせると新鮮になるんですよね。
例えば漫画家の新久千映先生の「ワカコ酒」は
「独身女性」と「居酒屋」という
別々のものを合体させたものだったけど、あれはよかったですね。
※関連:ワカコ酒(WEBコミック ぜにょん)
自分の場合は
「おっさんレンタル」と「ライター」の組み合わせではじめてみましたが、
イロモノとして見られて終わってるように感じて手ごたえはあんまりです。うむむ…
あみ
え、そうですか?
真崎さん
そもそもライターとしての技術が足りてないと感じることがありますね。
活動を長く続けていって持久戦になった時には、
やっぱり活字好きな本の虫の人の方が強い。
あみ
(新しさと技術を両方手に入れるのって難しいんだろうなぁ…)
◆レンタル広島さん、レンタルなんもしない人をレンタルする
真崎さん
東京に行くときがあったら
「レンタルなんもしない人」に会ってみて下さい。
とても面白い活動をしていて、なんもさんは自分の哲学を持ってる。
レンタルなんもしない人とは
おっさんレンタルと同様の
シェアリングエコノミーサービスをされている人。
「飲み食いと、ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます」
(Twitterプロフィールより引用)
あみ
何もしないんですか!?
真崎さん
私が今やっているレンタル業「レンタル広島」さんも
なんもさん(レンタルなんもしない人)に
影響されてるところがあります。
なんもさんのすごい所は、
「なんもさんに会うこと自体がコンテンツになっている」こと。
依頼内容よりなんもさんに会うことがメインになってる感じありますよね。
これは本当にすごいことですよ。
あみ
(なんだかすごそう ← 小学生並みの感想)
真崎さん
会って話してみたら彼の魅力がわかりますよ。
今は人気が出すぎて予約も難しいかも。平日ならいけるかな?
なんもさんはTwitterで活動をはじめたんで、
当初は客層がネット好き界隈って感じだったのが、今は客層が広がっていてウェーイ系の人(パリピさんのこと)も利用するようになってる。
これも同じレンタル活動をしていた身としてはすごいと感じてますね。
なんもさんをレンタルして赤羽を散歩したことがあって、
それを記事にしたんです。
公開前になんもさんに確認したところ、
ちゃんと目を通して連絡してきてくれました。
なんもさんは前職ライターなんで、とても正確な指摘でしたね。
※関連記事:レンタルなんもしない人と散歩しました
※関連記事:【寄稿】レンタルなんもしない人と散歩しました
当時はなんもさんの取材している記事があんまりなかったから
この記事はたくさんの人に読まれました。なんもさんのおかげですね。
◆まずは一度レンタル広島さんに会ってみよう
あみ
レンタル広島さんの利用者の方に
何か一言ありますか?
真崎さん
「きっかけにしてほしい」ですね。
私に依頼することや会うことで何かのきっかけにしてほしいです。
あとは一回会ってみてほしいかな?
一回会ってみたら私の良さがわかるハズ!(笑)
あみ
はい、ありがとうございます!(笑)
真崎さん
会ってみたら怖くないでしょ?
おしゃべりは得意だと自分で思ってます。
書くより喋るほうが得意だな~(笑)
おしゃべりなら負ける気がせん!
※私が書いた文章で伝わってるかはわかりませんが
お話本当に上手でした。あやかりたい。
ネットで活動する前は「お笑い」しようと思ったこともあったんですよ。
NSC出身の友人に何度か誘われたことがあります。
お笑いのコンビになろうって。
※一瞬にして活動停止になったそうです。
※関連記事:広島のライター 真崎真幸ってこんな人
なかなか難しかったんですよ~コンビでお笑い。
社会人だと2人の時間が合わない。ネタ合わせの時間が取れない。
アマチュアのお笑い芸人はピンが多い理由が分かりました。
◆利用者の人へ「私を何かのきっかけにしてほしい」
真崎さん
さっきも言ったけど、私をきっかけにしてほしい。
何かをすることのきっかけに。
あみ
あ、はい!
きっかけに…してほしい…と(メモ)
真崎さん
自分が書いた記事を読んで広島に行きたくなった人がいたら嬉しいし、
レンタル広島さんをレンタルすることが何かのきっかけになれば嬉しい。
誰かが何かをはじめるきっかけになればいいかな。
◆発信し続けることが大事
「サイレントマジョリティー」っていう言葉があって、
意味は「物言わぬ多数派」ってことなんだけど
私は「静かなファン」と解釈しています。
人は見てないようで見てる。足跡とか「いいね」をつけないけど
実は見てるって人はいっぱいいる。
だから発信し続けることが大切だと思います。
クオリティーは二の次、とにかく発信の数をこなす。
発信することがレベルアップにもなると私は信じてます。
あみ
(おぉ…私もがんばろう…)
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…という感じで
真崎さんのこと、
おっさんレンタルのこと、
面白いことを作るということなど、
たくさんお話をうかがうことができました!
大変 有意義で楽しい時間をすごすことができ、
自分の活動へのモチベーションになりました。
何が面白いかについては私も試行錯誤してるところですが、
がんばって発信しつづけていきたいと改めて感じました。
真崎さん、本当にありがとうございました!