うつ病なのに、私が起業できたきっかけ

2020年6月11日 13:34

こんにちは、amiです。
今日は私が起業するに至ったきっかけをお話ししたいと思います。

復職の大変さ

当時勤めていた会社を1年間休職し、いざ復職することに。

週2日ペースで勤務し始めるも、今までと異なる勤務先に配属となったのでスタッフ含めお客さまたち（子どもと接するお仕事でした）とも全くの初めまして状態。全て一から信頼関係を築かなければなりませんでした。

以前の配属先と業務の進め方も違う部分があったり毎回無理にテンションを上げて持ちこたえていた感覚があり、「このまま続けていていいのかな？」と自分の今後に疑問を持っていました。

復職にあたり正社員を退職、アルバイトとして雇用されることになりました。

理由としては「1年以上の休職をさせられないこと」、「少しずつ勤務するならアルバイトの方が保険等が安く済んで（私が）お得だということ」でした。当時は迷惑をかけている罪悪感から、この条件でも仕方がないと思っていたのですが…。

結果「こんなにも頑張ってアルバイトにすがりつく意味はあるのか…」と考えてしまい、復職から2ヶ月後くらいに辞める決断に至りました。

実は休職期間中にココナラに登録し、少しずつ収益を上げられるようになっていました。一番調子の良い月には10万円を突破することも。

始めたのは「社会の役には立ちたいけれど、外に出て人とやり取りするのはまだ不安」という状態まで回復した頃でした。

もともと美術大学のデザイン学科を卒業していてデザインに関する知識があったので初めてみると、安い値段で始めていたこともあって意外とたくさんの注文をいただけるようになりました。

・復職が大変だったこと
・アルバイト雇用になってしまったこと
・ココナラで成功したこと

この3つの要因から決心し、自分のペースで無理をせずに働いてみることにしたのです。

タイミングや運に恵まれたことも大きいと思います。

もちろん正社員の頃に比べれば収入は下がりますが、それでも今後長い目で見たときに自分を大切にしながら働くことができる選択だと思いました。現在は単価のアップにも成功し、人との繋がりからいただけるお仕事も増え、起業してよかったと思えています。

周囲の人に感謝することはもちろん大切です。
ですが、まずは自分を大切にできないと周りの人も大切にできない。つまり、

自分を大切にしてはじめて「お金の対価としてのサービスを提供すること（仕事）」ができるようになる

と身を持って感じています。