恋愛小説と真夜中のパン屋さん
無性に恋愛小説が読みたくなった。
純愛で泥臭くて
鳩尾あたりがぎゅうぎゅう
苦しくなるようなやつ。
リアルでは恋愛スイッチが全然ONにならないから、本の中だけでも温かな気持ちに浸りたいっていう願望。
ここ数年読んだ中で
大沼紀子さんの真夜中のパン屋さん
以上に心を揺さぶられた本はない。
タイトル通り真夜中に営業している
パン屋さんが舞台なのだが
それをとりまく人間関係1つ1つに
それぞれの”愛”が溢れている。
登場する人物全ての愛し方が
不器用で愛おしい。
ワタシにもこんな愛し方ができる日が来るだろうか...