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シンクロニシティ

先月1週間ほどオーストラリアのメルボルンへ一人旅に出かけました。
期限が近いマイレージを利用したかったこと、主人が10日ほど出張で留守だったこと、冬が苦手なので南半球に行きたかった等の理由からです。

旅先の近くにワイン産地があるときは、なるべく訪れるようにしています。
いつもは現地のツアーに参加するのですが、なぜか最小催行人数に満たなくて、今回は現地に住む日本人の方にプライベートツアーをお願いしました。

メルボルンから車で一時間の所にあるヤラ・バレーというワイン産地と、同じく1時間の距離にあるモーニントン半島のワインナリー巡りをしました。

ヤラ・バレーはワイン産地だけあって、90件のワイナリーが比較的近くに点在しているのでガイドさんのおかげで効率よく7件のワイナリーを一日で回ることが出来ました。

モーニントン半島は、メルボルンの人が週末を過ごす人気のエリアで、別荘も多く、ワイナリーだけでなく素晴らしい景色を楽しむことができました。

ワイナリーにはレストランが併設されていて、週末だったので結婚式やパーティで華やかでした。

ガイドさんのおかげで本当に充実したワイナリー巡りの2日間を過ごすことができました。

日本を発つ時、新幹線の駅でガイドさんの小さなお土産のおせんべいを購入しました。
色々な味があったのですが、ご当地の味として紹介されていた「バターチキンカレー味」にしました。

実は、バターチキンカレーというカレーを知らなくて、ただご当地の味というPOPに惹かれて買ったので、「バターチキンカレー味」ということは全く記憶になかったのです。

初日にガイドさんが車でホテルまで来てくれた時に、その小さなお土産を後ろの座席に置きました。

オーストラリアは夏休み中で、14歳のお嬢さんから連絡が入り「今夜はバターチキンカレーを作ってね」と言われたそうです。

私は「バターチキンカレーって、どうやって作るの?」と聞くと、「チキンカレーにバターをたっぷり入れれば出来ますよ」って言われ、「そうなんだ」みたいな会話をしたことは覚えています。

その後にもう一度連絡があり「バターチキンカレーに必要な材料を買ってくるね」という事だったので、よっぽどバターチキンカレーが食べたいんだなと思いました。

何度もバターチキンカレーのワードが出てきたのに、自分が買ったおせんべいの味とは全くリンクしませんでした。

一日が終了してホテルに帰ってしばらくすると、ガイドさんから「マジシャンですね!!」とラインがあり、「娘のリクエストのバターチキンカレー!でした」

全くの偶然の一致に二人で興奮しました。
これもシンクロニシティなのかな?
それ以降ガイドさんとの距離がぐーっと近くなったので、たぶんそうだと思うけど・・・

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