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ひかり

花がひらくように

チネイザン

吉本ばななさんの本や、spectatorのボディトリップ特集で知ってからずっと受けてみたかった。

そう思ってから何年たっただろう?

ハタチくらいのとき働いてたヒッピーカフェにわたしと入れ違いで入ってきた同い年の男の子、健ちゃんが
チネイザンのセラピストになっていたのを知った。

SNSでのつながりと、なぜか思わぬところで数年に一度ばったり会う、そんな関係の彼だから
ちゃんとゆっくり話したこともないし
その人となりも知らない。

知らないんだけどなんとなくわかっていた。

この人とは、「合う」って。

それは、彼の書く文章からも、人生の歩み方からも、会ったときのムードからも、にじみでていたもの。

この人は愛と感謝の世界を生きてる。
そして、
しあわせに対するセンスがきっと似てる。

だから会ってなくても信頼できた。

そして、ギリシャで更に学びを深めてきたという彼の投稿を見て、那須に来てもらうことに決めた。

わたしの時が満ちたのだ。

決してコントロールはできない自然のように、急がせることも遅らせることもできはしない。

でも、あるとき花はひらく。

とても自然な流れのなかにいたので全てがスムーズに進んだ。

インナートリップ

足湯をしながら、少し会話をする。

わたしは自分が考えてることをぽつぽつと話す。

そして仰向けに横たわり、まずは手足をゆるめてもらう。
すでにスーパー気持ち良い。

そして、チネイザン。

呼吸を導かれながら、お腹に深くアプローチしていく。

だんだんと、なんだろうけど、
もやはいつからいるのかわからない深い世界に気づいたら、いた。

わたしのそこは金色で、ひかりのなかでまぶしいくらい。

そして、背中からあたたかい感じに押し上げられて、浮いていた。

そこは、言葉も時間もないところだった。

そして、その素敵な空間はいつでもわたしのなかにあったのだと知った。

チネイザン中は、瞑想中とおんなじような状態だったのだと思う。

ただ感じて、ただ眺めていた。

そして、チネイザンが終わりまた時間のある世界に戻ってきた。

あの世界を言葉で表現するのがちょっと難しくて、なかなか文章にできなかったのだけどようやく今ちょっとできる気がしたのでしてみた。

生きることがこんなにもじわじわと面白い今、
チネイザンで自分のなかのたからものに出会えてほんとうに嬉しかった。

すごく良い時間だったよー、
ありがとう。

わたしは、わたしに生まれてきて良かった。
そう思えることがしあわせだって、
そう感じられることもまたしあわせなことだね。

#チネイザン #ボディワーク #インナートリップ #life

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