社会人になってカナダに留学してみた (海外へと飛び立つことを迷っている方へ)
こんにちは。Amiです!
去年の今頃はカナダに渡航して1週間経過した頃です。
今日はカナダ留学について書いていこうと思います。
このご時世、すぐに海外への渡航は難しいかもしれませんが、時間があって将来について、自分のやりたいことを整理している人も多いと思います。何かの決断に迷っている人にも、ヒントになると思います。
留学っていうより、ただ旅行の好きな人とか、ちょっと海外に興味ある、一回住んでみたいけどそんな機会もないなぁ... って人には是非読んでもらいたいです。
なぜなら、私がその一人だったからです。
特に英語が得意なわけでもなく(むしろ、学校の勉強の中では世界史の次に苦手だった)、小さい頃から海外旅行に行っていたわけでもなかったし、英語や海外と関係のない仕事に就いたから仕事で行くこともない。
英語が必要のない世界にいたかというと、例えば専門分野の勉強をすれば英文献も出てくる。けど、いわゆる G●●gleさんの翻訳機能にお任せして何となく分かったつもりになる。そんな凡人でした。
特に今まで英語の習得のために一生懸命になって勉強してきたわけでもないし、海外ドラマや洋画もあまり見ませんでした。笑
でも、旅行が好きな人なら一回くらいは、海外に住んでみたいなぁ〜と思ったこと、ありますよね。私は小さい頃から、人生で一回はどこか海外に少しの期間でもいいから住みたい!と、なんとな〜く思って生きていました。それが叶うことは多分ないんだろうなぁと頭の片隅で思いながら。
なぜ私が海外に行く決断をしたのか?
それは、「今行かないと一生後悔する」と直感で感じたからです。
いやいや、そんな直感で行動できるかよ、って言われてしまいそうですが... きっかけとなった理由はいくつかあります。
ちょうどこの頃、たまたま自分の周りの人が、仕事で海外に行く機会が出てきたんです。友人がNYに1ヶ月、姉がドイツに半年。これを聞いた時、叶えられない自分の夢に何とも言えない悔しさを感じました。
今まで、なりたいと思ったら勉強する、やりたいと思ったら行動する。それでもやりたくなかったら仕方ない、納得の行くところでやめる。
こんな人生を送ってきました。笑
でも「海外に住む」という夢は、挑戦してダメだったわけでもない。何も取り組んでいない。仕事を辞めてまでやるべきことなのか?これが今までわからなかったから、「きっと叶わない夢だ。自分の進むべき道は仕事を頑張ることだ」と思って諦めかけていました。
それは以前の仕事が大好きだったことも、キャリアのために離れたくなかったことも影響していたと思います。
ところが一変!身近な人がその夢を叶えてしまったら、私はこのまま諦めきれるのか?と考えた時に、「このまま海外にいかなかったら、絶対いつか後悔する」と確信に変わりました。
じゃあいつ行くのか?「今でしょ!」とそんな短絡的なわけではなく笑
年齢的にもワーキングホリデーが一般的には30歳までであること。仕事も8年続けてきて、自分の中でやりたいことに一区切りついて納得できたこと。これが、次の大きな決断の材料でした。自分で決断できる経済力がついたことも一つですね。
ここで、
海外に行くか迷っているという人に2つの質問です。
1. このまま海外に行かなかったら、あなたは後悔する?しない?
海外に行くとしたら
2. 行くタイミングは、学生? 就職後? 仕事を何年したら辞めて海外に行く?
1. の質問の答えは、直感的に出ると思います。
2. の質問は難しいですよね。
学生だって1年間休学すれば、同級生と一緒に卒業できないとか、就職できるか不安な人も多いでしょう。就職してから行っても、再就職できるのか?仕事を始めたら、責任もあるし、そんなに簡単に辞められない。など
色々な思いが出てくると思います。
基本的に、1. で迷いなく「行きたい」と思っても、2. のような弊害によって、結局難しいな、今じゃないな。と諦めてしまう人がほとんどなのかな?と思います。
日本ってそういう社会の風潮があるから、人と違うレールを歩くことに、何処となく不安を感じるし、親や周囲に反対されることも多いのでしょう。
「行きたい」が答えなら、もう迷わない。
1. の答えが「やっぱり行きたい」だった方は、もう迷うのは今日までにしましょう。行くのが来年でなくても、5年後だって良い。行ける方法を捻出しましょう。
でも「いつか」はダメです。それは絶対に叶いません。その時がきたら、と時間の流れに身を任せていて、そのチャンスが来る人は一握りです。
その時は自分が作り出すのです。
方法は簡単です。「決める」
これだけです。その瞬間から、未来の流れは変わります。
「絶対に行く」と決めて動き出した途端に、状況が変わることはよくあります。なぜなら、そのように自分が無意識にでも動いているから。
いつの間にか海外に行く方法に詳しくなっていたり、仕事仲間に将来は海外に行きたいと思っている人だと認識されていたり。
それだけでも、海外旅行に行くための休暇が取りやすくなったり、海外からの来客者が会社にきたら同席させてもらえたり、今までなかったような流れが自分に舞い込んで来ることもあります。
自分の未来は、実は自分の思考が引き寄せているものです。
その先はどうやって決める?
その先は、どうやってもうまく行きます。
なぜなら、自分でこの先の道を決めて、海外に行くのです。海外に行ってしまえば、頼るものはない。全部自分で調べて、つたない英語であれ何とか聞いたり伝えたりして、生きるためには何とかします。今の時代、スマートな携帯ひとつあれば、何だってできます。
その何とかする力を身につけて帰って来るのです。
帰ってきた時に、大して英語が話せるようになっていなかったとしても、この決断をしたか・しなかったかの違いは大きい。
だから、さっき心配していた就職できるか?みたいな疑問は、その気になれば何でもできる!くらいの気持ちで帰ってきます。
ベストタイミングは?
実際に海外に行って私が強く思ったこと。
”「転換期になる」タイミングに行くべき”
実際に向こうに行って、一番多く出会ったのは大学4年生でした。その理由のほとんどは「自分さがし」とか、今が就職前で一番タイミングが良かったから、という成り行きタイプの学生さんたち。
彼らが悪いわけではないし、大学生には今までにはない刺激的な毎日だったろうと思います。ただ、語学学校に通っているのも、大学の延長線になりやすい。ワーホリで働いていても、バイトの延長線。話す言葉が ”英語”ってだけで、毎日話す言葉なんて、いくら分からなくても1週間もあれば覚えます。
目的がなく、社会も知らずに行ってしまうと、刺激の感じ方が薄くなってしまうのだなと強く思いました。
もちろん全員が目的がないわけではありませんし、その時期に世界を見て、しっかり就職活動に活かせる人もいると思いますので悪しからず。
私は自分がやりたいこと、日本で頑張りたいことがあるうちはそれを納得いくところまでやるべきだと思います。とことんやり抜いて、手が届いた時「もっと知るためには世界に行こう」とか、毎回同じ考え方をして「自分にはここまでだな」という、日本にいる自分の限界を感じる時が来ると思います。
日本で普通に暮らしている中で、毎日いろんなことを考えて生きていても、自分の信念や根本的に大事にしていることが大きく変わる機会はそうありません。
今後の人生において、見ている世界が180度変わる。そのくらい大きなきっかけとして、「自分を打破する、世界の見方を拡げる、人生を好転するきっかけになる」、とっておきのタイミングにぜひ海外へ飛び立つべきだと思います。
持っていると得すること
向こうに行って個人的に感じた重要なこと。
もう一つは、”経済力”。
こういうと聞こえが悪いですが、物事の価値を知っていることです。
大学生で必死にバイトして、行き帰りの飛行機のチケット代だけ貯めて来た!という子にもたくさん会いました。これもある意味すごい勇気だと思う。当時の私にはできません!尊敬します。
しかし社会で働いて、”10万の価値を知る。同時に10日の休みの価値を知る。”
この状態で海外に行くと、10日分、10万円分の価値を日本では絶対にできない経験に変えようと思います。
私は3ヶ月という短い滞在期間に、カナダのトロントという拠点から、ニューヨーク(飛行機で1時間半)、カナディアンロッキー (寝台列車で3日かけて移動)、ロサンゼルス(飛行機で4時間、日本帰国時の復路で滞在)、アナハイムのディズニーを旅行しました。
どれもかなり濃い思い出とハプニングだらけでしたが、本当に良い経験をしました。日本で長期は休めない仕事だった分、行けるだけの旅行をしよう!と思いました。
しかし、海外は時間通りに電車は来ません。何が起こるか分かりません。
何かあった時に交渉したり、英語でサービスセンターへTELするくらいの英語力があれば別ですが、
勢いだけで旅行していた私は、ハプニングがあったら最悪もう一回飛行機のチケット取ってホテルに泊まろう、くらいの感覚でした。
この時、それくらいの経済力を持って渡航したから、自由な経験ができたなと心底感じました。
同時期に来ていた大学生はお金がないから、ロッキーを断念し、片道10時間の夜行バスでNYに行ってました。貧乏旅行も、もちろん楽しいですけどね。私はこの移動時間は、時間をお金で買うことにしました(旅費は約5倍でした笑)。
総じて、思いついた経験を自由に得るなら、ある程度の経済力を持って行け。
実際に留学にかかった費用や準備、海外へ行って感じたことなどは、また記事にしますね。
まとめ
今日の2つの質問は、何かに迷っていて決断できずにいる人にも当てはまると思います。
究極の選択は、自分が後悔するか・しないか。
何かを決められない理由は、本質とは違う周囲の意見や、自分が作り上げた理想論と比較しているのではないでしょうか?
今の時期、TVなどの情報に惑わされたり、何が正しいのかなんて分からない毎日ですが、ゆっくりと自分と向き合って、本当の自分がどう感じているかを大切にしてあげてくださいね。
みなさんに少しでも
Happyが届きますように🍀
最後まで
お読みいただきありがとうございました!