【子どもっておもしろい】おもちゃのコラボ
みなさまこんばんは。再会が続いておりまして…。遠方に住んでいる甥っ子君たちと来月、久しぶりに会えることになりました☺️
1年ぶりの再会なので元気にしてるかなぁと懐かしく思いつつ、過去のおもしろ日記を読み返しています。(職業柄、甥っ子と遊んで面白かったことは記録を取り、授業で度々使わせてもらっていました。笑)
今日はその中からこちらの投稿をご覧ください♪
【おもちゃのコラボ〜スピンアゲインとシロフォン付き玉の塔〜】
甥っ子のK君が3歳だった時のこと。
スピンアゲインというおもちゃのディスクを棒に入れて、くるくる回転しながら落ちる様子を面白そうに見ていました。
何度か遊んでいるうちに他の遊び方を突然思いついたらしく、ディスクを床に並べ、その上にシロフォン付き玉の塔の玉を乗せ始めました。
その後、ディスクの上にきれいに置かれた丸い玉を1粒ずつつまみながら穴に落とし、
「どん・ぐ・り・こ・ろ・こ・ろー」と歌い始めたのです。
最初は、ディスクのくぼみにシロフォンの玉を乗せることを思いついただけでも、「面白い発想!!」だと思ったのですが...。
その歌がいつものどんぐりころころのテンポとだいぶ違うので、あれ?なんだろうこの違和感と思いながら、Kくんの手の動きと声をよく観察してみると...。
どうやら、1つの玉を穴から入れて、「どん」と2文字の言葉を発したあと、その玉が3段目のスロープに差し掛かった頃、新しい玉を追加し、「ぐ」「り」 と続けて歌っていることが発覚‼️
どんぐりころころの歌のリズムを、玉の動きに合わせてとっていたのです!
恐るべし3歳児!!と思いました😂
他にも、スピンアゲインの入っていた透明なケースの穴にシロフォンの玉を入れる遊びに夢中になったり...。
1粒ずづ入れるたびに、コロコロと良い音を立てて落ちていく様子を上から眺めては、
「おーーーー!!✨」とひとりで感動していました。
本体で遊ぶよりも、とっても楽しそう(笑)
単なるこれだけの出来事ですが...。
子どもがおもちゃの特性を理解し、おもちゃとおもちゃをコラボして遊ぶ、童謡のリズムとシロフォンの玉の動きを合わせて遊ぶなど、決まった遊び方を基本としながら、自分で遊びを発展させることができるということは、実はとても大切なことなのです。
今は、自分で判断し、考え、行動できる大人が減っていると言われています。指示をされたことは忠実にできても、「自分で考えてみて」「自由でいいよ」「適当で大丈夫」など、あいまいな指示をされると途端に何もできなくなってしまったりして。
自分が描いている遊びの世界のイメージを十分に楽しめる環境があること。とても大切だと感じます。だからこそ、おもちゃの遊び方は大人に制限されたり、決めつけられないことが大切。
幼児のうちからたくさん遊び、その中でいろいろな遊び方を発見し、自ら新しい遊びを作っていく体験。こうしたことの繰り返しが、自分の考えに自信が持てる子どもをつくっていくのではないかと思います。