チョコザップを体験してみた

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ライザップが始めたコンビニジムのチョコザップ。東京都内は各駅にあると言っていいほどにあります。買い物のあとや仕事の空き時間にちょっとジムでトレーニング。ちょっとエステ、ちょっとカラオケなど、少しの時間で利用できます。月会費以外の費用はかからず、全国どの店舗でもご利用できるのです。ここでは会員である私がチョコザップをチョコっと体験してみました。


チョコザップはトレーニングジム

チョコザップは、24時間365日全店使い放題。使い放題はトレーニングマシンに限り、エステやカラオケなどアプリで予約が必要な設備もあります。予約は1日4回まででひと枠20分です。 一部のテナント規制により、24時間営業でない店舗・休館日のある店舗もあるのでチェックしましょう。


トレーニングマシン以外にこんな設備が

月額2,980円で24時間利用可能。トレーニングマシンのみならず、セルフのエステ・脱毛・ホワイトニング・ネイルの美容サービス。マッサージチェア・コンセントのついたワークデスク。トイレはもちろん洗面台やランドリー。ゴルフスタジオ・ビリヤード・ダーツ・カラオケ。ドリンクのサービスがあります。


気軽に運動できるのが特徴

2014年2月14日時点での店舗数は1,333、会員数は112.4万人。人気の背景には「47店舗の覆面出店」「膨大な数のチラシやWeb広告のA/Bテスト」のマーケティング施策があります。24時間無人で運営しているchocoZAPは平均3〜40坪程度の広さにランニングマシンやエアロバイク、部位ごとに体を鍛えるマシンなど約11種類のトレーニングマシンを完備。トレーニングウェアの着替えや運動シューズが不要で、私服のまま気軽に運動できるのが特徴です。


ターゲットとコンセプト

chocoZAPは運動初心者の方をターゲットにしたフィットネスジムですが、日本では日常的にフィットネスジムに通っている人は約3%とごく少数です。少数である3%を競合店と奪い合うより、残りの大多数である97%をターゲットにしています。ちょっとトレーニング、ちょっと美容、ちょっと遊びそんなトレーニングジムのハードルの低さをコンセプトとしているのです。


急成長した要因

開業当初は「無人格安ジム」のイメージが強かったのですが、付加価値が増えて次々と店舗がオープンして認知度が向上しました。1年5ヶ月ほどで会員数100万人を達成しています。chocoZAPがオープンしてからは、チラシやWeb広告・ランディングページを大量に制作。その数はチラシ560種類以上、バナー広告8,600種類以上、ランディングページは260種類以上なのです。

現在の利用者層は2〜30歳代が最も多いが、4〜50歳代も少なくなく、男女比は男性が48%で女性が52%です。一般的なフィットネスジムは男性比率が高いのですが、初心者向けと美容サービスが女性に支持されているようです。入会者を増やすことも大事ですが、ジムの運営において重要なのは退会率を減らし継続率を増やすことなのです。開業時の退会率を1とすると、2023年9月時点では0.62まで退会率を抑制できます。


アプリを活用していることが店舗運営に貢献

chocoZAPは会員全員が専用アプリを使用しており、デジタル上のコミュニケーションが取りやすいのです。例えば来店頻度が落ちている会員に、ライザップの熱血トレーナーが「今日はジムに行こう!ジムで待ってます!」と来店を促す動画などをアプリ上で配信しています。

結果的に退会率が下がっているのは、通うハードルをとにかく下げています。短期間で店舗数を増やして、家や職場の近くにchocoZAPがある状態を作り、着替えやシューズも不要なので隙間時間に通いやすいのです。昼休みにスーツのまま運動するなど柔軟に利用できるのも継続率につながっているようです。


実際にchocoZAPを体験してみた

【マシーン】予約不要

ランニングマシーンと自転車が人気があり、各3台以上設置されています。トレーニングジムの設備も消毒ナプキンで拭いてくださってますので、いつもキレイに保たれているようです。全設備にタブレットが設置され、消音状態で使い方や食事の取り方など、使い方以外に情報提供を得ることができます。


【セルフエステ】要予約

30分単位で予約が取れて、混雑していることはありません。万が一急いでいるときは、近くの店舗を利用するのもオススメです。男女兼用と女性専用があるため、女性の方で気になる人は女性専用をご利用いただくと安心です。男性も運動した部位に当てるとより効果的。


【カラオケ】要予約

二重扉で音はほとんど漏れません。カラオケボックス並みのシステムで、採点もしてくれます。二人以上入場の際は会員同志が条件です。音響も悪くなく楽しめ、30分で物足りない方は予約の空いてる時間2枠取ってみてはいかがでしょうか。


まとめ

ますます進化し続けるchocoZAP。目標は2026年3月までに2,800店舗、2027年3月までには3,800店舗を目指しています。これまで同様にPDCAを回しながらサービス設計やオペレーションを進化させていく予定です。今まで思いつかなかった斬新なアイデアで魅力を惹きつけてますので、次はどんな新サービスが登場するか期待したいものです。

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