そもそも私はどうして関東に出てきたのか
主な理由は2点で、
・とにかく都会に住みたかったから
・同じ会社、同じ仕事の求人であっても、札幌支社と東京の本社勤務では基本給が違うことに気がついたから
今思えば、「え?!それだけ?!理由うっす!」って思いますが、当時の私にとってはどちらも譲れない条件でした。
とにかく都会に住みたかった
この一言につきます。
北海道の田舎(母の実家)に10年ほど住んでいましたが、田舎での生活には嫌な思い出しかありません。
母の実家なので完全なよそ者ではないにも関わらずです。
今思えば、馴染めなかったのは自分の振る舞いや言動にも原因があったと思うのですが、小学校高学年くらいから中学卒業までは、学校で嫌なことがある度に、「将来は都会に住みたい!こんな田舎は絶対に嫌だ!」と思っていました。
高校卒業後、アメリカへの留学準備として東京にある英語の専門学校に通うために1年間吉祥寺に住んでいて、その時の東京生活が楽しかったので、東京で就職してみたいなという漠然とした憧れがありました。
東京と地方の賃金格差への衝撃
就活をするにあたり、求人を色々と見ているとあることに気が付きます。
それは、東京本社と地方支社では同じ会社の同じ業種の募集であっても、給与に差があること。
とある求人では、東京支社は月給20万円〜に対し、札幌支社では月給15万円〜という差があり、かなりの衝撃でした。
確かに札幌は東京と比較して家賃はかなり安いです。5万円出せば、札幌駅まで地下鉄で10分以内で着く駅の近くに築10年以内の1Kが借りられます。
でも安いのは家賃だけで、他のもの(食料品や日用品や服など)の値段は東京と大差ないです。
また、札幌のような寒い地域では、東京と比較して暖房費が多くかかります。公務員だと「寒冷地手当」として暖房費が支給されたりしますね。
札幌は好きで良いところだとは思うし、親からも札幌でも別にいいんじゃない?とは言われていて、札幌での求人も探してはいましたが、この賃金格差に気がついてからは東京の会社に就職しようと決めました。
就活を進めていく中で志望業界はITに絞っていたので、幸いにも求人はたくさんあり、就活イベントで出会った企業から内定をいただくことができました。
東京東京と書いておきながら、なぜ東京都ではなく一都三県のうちの三県に住んでいるのか?については次回以降で書いていきます。