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本人の顔が見てみたい

「親の顔が見てみたい」という言葉があるが、わたしはどちらかというと本人の顔を見る(見たがる)ことが多い。
公私共に悪い意味で「そんなことする?」という振る舞いをする相手に遭遇したときは顔を確認するとなんとなく「そんなこと」をしそうな顔をしていたり、そうでもなかったり。
人相とかいって「性格の悪そうな顔」だとか「優しそうな顔」だとか言われるように、気になった行動に対して顔を確認することで無意識に個人的な統計を取っているのだと思う。(そんな大そうなものではないけれど。)

昔から、骨相学といって同じような頭の形をしている人は同じような精神的傾向を持っているとか、またイタリアの精神科医で犯罪人類学を生んだチェーザレ・ロンブローゾという先生によって犯罪者には一定の身体的・精神的特徴が認められると結論付けられたこともあるそうです。(「犯罪者顔」なんていう悪口もありますよね。)

話を戻しますが、個人的なデータとはいえ、無意識に「この人嫌な感じがするな。」という感覚は頭の片隅に置いておく程度には大切にしたほうがよいかなと思っています。
ただし、それが相手に伝わるような態度はやめたほうがいいです。単に失礼だし、失礼じゃないほうが人間関係は円滑に進むことが多いからです。
また骨相学とか人相学的なものから「この人は〜だから〜なんだ。」と勝手に決めつけるのもよしましょう。
自分で関わってから相手のことを判断してください。

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