あめつちデザイン

《暮らしと、旅と、人を動かす会社》 「顧客体験デザイン」と「デジタル技術」を用いて、日本各地の魅力の発信とツーリズムの変革に取り組み、”地方創生”を推進しています。カスタマーサクセスチームが情報発信中!🔉 https://ametsuchi-design.co.jp/

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最近の記事

突然の変化にどう備える!?地元で人気の観光施設が突然閉鎖!環境変化に負けない宿経営とは③〜宿には課題が山積、優先するのはどれ?課題の評価方法について解説

前号では、近隣のスキー場閉鎖の可能性が出てきた宿泊施設の強みについて、実際にヒアリングした内容をもとに深く掘り下げてみることで、 『日本の地域文化、暮らしに興味を持つ国内外の大人の音楽ファンが、家族経営ならではの行き届いたホスピタリティと日本らしい温かなおもてなし、アットホームな居心地の良さの中で、好きな音楽を好きな楽器で奏で、 聴き、語り合えるミュージックコミュニティリゾート』 という新戦略の方向性が、より明確になってきたと思います。 しかしその一方で、いくつかの経営

    • 突然の変化にどう備える!?地元で人気の観光施設が突然閉鎖!環境変化に負けない宿経営とは③〜「想い」を深堀りすることで差別化に繋げる

      前号では、近隣のスキー場閉鎖の可能性が出てきた事例をもとに、解決策を導き出すためのファーストステップとして、経営戦略の策定・立案でフレームワーク「SWOT分析」を用いて内部環境におけるStrength(強み)と弱み(Weakness)、外部環境における機会(Opportunity)と脅威(Threat)の4つの要素について抽出いたしました。 SWOTの各要素を抽出してみることによって、自館の内部と外部の状況を客観的に捉えながら、「自館が今、どのような立ち位置にあるか?」いう

      • 突然の変化にどう備える!?地元で人気の観光施設が突然閉鎖!環境変化に負けない宿経営とは②〜理念に立ち返り、宿の内外を観察することで進む道を見つける

        前号では、冬のシーズンに多くの観光客を呼び込んでいた地域である日突然スキー場閉鎖の可能性が出てきた例を挙げ、 ・宿泊施設が立地に依存しすぎること ・地域の特定の観光資源に集客を依存しすぎること のリスクついて、課題提起をさせていただきました。 (前号は下記よりご覧いただけます) また、前回はたまたま近隣スキー場の閉鎖の例を挙げましたが、宿泊施設はいずれも特定の地域にしっかりと根を下ろして地域密着の経営されているところが多いため、このような「ある日突然」の外部環境の変化

        • 突然の変化にどう備える!?地元で人気の観光施設が突然閉鎖!環境変化に負けない宿経営とは①

          四方を海に囲まれ国土のおよそ80%が森林である島国・日本は豊かな自然に恵まれた国で、古今東西、全国津々浦々、それらの美しい景観を望める場所や魅力あるスポットが数多く存在しています。 人々に愛される観光名所や歴史ある温泉地やホテルがそのような立地に多く集中するのも、風光明媚な景色、その場所でしか味わえないご当地名物の山海の幸、シーズン限定で楽しめるアクティビティなど、地の利や自然からもたらされる恩恵が多くあるからなのでしょう。 この他にも、近くに人気のテーマパークがあったり

        • 突然の変化にどう備える!?地元で人気の観光施設が突然閉鎖!環境変化に負けない宿経営とは③〜宿には課題が山積、優先するのはどれ?課題の評価方法について解説

        • 突然の変化にどう備える!?地元で人気の観光施設が突然閉鎖!環境変化に負けない宿経営とは③〜「想い」を深堀りすることで差別化に繋げる

        • 突然の変化にどう備える!?地元で人気の観光施設が突然閉鎖!環境変化に負けない宿経営とは②〜理念に立ち返り、宿の内外を観察することで進む道を見つける

        • 突然の変化にどう備える!?地元で人気の観光施設が突然閉鎖!環境変化に負けない宿経営とは①

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        • 【隔週で水曜日に配信中!】あめつちメルマガ
          25本

        記事

          回答率が低迷するお客様アンケートの打開策!費用ゼロで率直な声を引き出す新たなリサーチのメリットとは?【vol.21】

          前号では、人は旅に出ていつもとは違う非日常環境の中に身を置くことで、オープンマインドになれたり新しいチャレンジしてみたい!という気持ちになれること。 また、旅行者自身がそのような前向きでリラックスした良好な心理状況の中で、「宿」空間を活用して行う体験型マーケティングリサーチサービス、【cocodake リサーチ】の概略についてお伝えさせていただきました。 【cocodake リサーチ】は、特別な非日常空間でありながらも、衣食住のすべてが揃うーーいわば日常の生活動線にも添っ

          回答率が低迷するお客様アンケートの打開策!費用ゼロで率直な声を引き出す新たなリサーチのメリットとは?【vol.21】

          お客様は新しい体験(コト)を求めている!?メーカーと連携して体験空間を演出。リピート率アップにつながる施策とは【vol.20】

          旅行に出かけた時、宿泊先の宿で自分好みのモノを見つけて心動かされ、サービススタッフ(仲居さん)に、思わず声をかけてしまった経験はないでしょうか? と。 フロント近くに飾られている置物や絵画、館内の至るところに設らえられている趣ある家具や椅子。あるいは、客室にさりげなく置かれているランプ、ちょっと珍しい個性的な絵付けの湯呑み茶碗、夕食時の盛り付けが芸術レベルに美しかった器etc…。 「どんなモノ/サービスに心を動かされるか?」は人により様々だと思いますが、日常から完全に解

          お客様は新しい体験(コト)を求めている!?メーカーと連携して体験空間を演出。リピート率アップにつながる施策とは【vol.20】

          「環境に優しい」は、選ばれる宿の新条件に!継続的な取り組みを行うために必要な考え方とは〜あめつちメルマガ【vol.19】

          前号では、持続可能な宿経営を目指すために、環境負荷についてお客様の視点に立って考えることの重要性について、お伝えしました。 経済産業省・資源エネルギー庁の調査の調査によると、宿泊施設は第三次産業の中でもエネルギー消費量が多い業種であるというデータ結果もあるように、 客室、宴会場、温泉、プールなど、エネルギーを多くの施設や設備を備える宿にとって、環境負荷に配慮した取り組みを行なっていくことは今後、経営に欠かせない必須の、且つ重要な事項になっていくでしょう。   また、年々浸

          「環境に優しい」は、選ばれる宿の新条件に!継続的な取り組みを行うために必要な考え方とは〜あめつちメルマガ【vol.19】

          持続可能な宿経営を目指して〜環境負荷とお客様視点でアメニティをいま一度考えてみる〜あめつちメルマガ【vol.18】

          インバウンド観光が増える中で、「環境配慮」は当たり前の時代に 今、日本には世界各国から多くのインバウンド旅行者が訪れています。 JNTO(日本政府観光局)の調査でも、2024年6月の訪日外客数は3,135,600 人で、単月としては過去最高を記録したことが話題に。 昨年3月に策定された第4次観光立国推進基本計画においても、「持続可能な観光」、「消費額拡大」、「地方誘客促進」の3つの柱に基づいて、国として訪日旅行プロモーションに取り組んでいく方針が、明示されています。

          持続可能な宿経営を目指して〜環境負荷とお客様視点でアメニティをいま一度考えてみる〜あめつちメルマガ【vol.18】

          「慣れ」からの脱却が鍵!?サービスのプロが見落としがちな、意外な盲点とは?〜あめつちメルマガ【vol.17】

          前回の記事では、日常の喧騒を離れてゆったりと寛げる宿という特別な空間で、「五感」を通じてどのような体験ができるのか?、シーンごとにご紹介いたしました。 ただ、こちらの内容について代表の霜竹と議論したところ… 「結構、当たり前のことを伝える内容になってしまったのでは?もっと、あめつち流の情報の掘り下げ方があるはず」という反省が出てきました^^; よく考えてみると、おもてなしのプロである宿の方々であれば容易に想像できるであろうことばかりで、新しい視点や気づきをご提供できるよ

          「慣れ」からの脱却が鍵!?サービスのプロが見落としがちな、意外な盲点とは?〜あめつちメルマガ【vol.17】

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!③〜あめつちメルマガ【vol.16】

          前回の記事では、地域を代表する存在であり、旅行客にとっては旅の起点であり拠点でもある「宿」の魅力を最大限に生かすことが宿と旅行者の双方のニーズを満たし、地域活性化に繋がるということについてお伝えしました。 そして、宿を“ショールーム”として活用することで、宿、旅行者、地域のモノづくり事業者(職人さん)を繋ぎ、様々なモノやコトとの思わぬ出会いやマッチングを促し、豊かな体験を提供していきたいという想いで生まれたサービスが、cocodakeの体験E コマースです。     そこで

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!③〜あめつちメルマガ【vol.16】

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!②〜あめつちメルマガ【vol.15】

          前回の記事では、訪日旅行者が東京、大阪、京都などのゴールデンルートから、地方(ローカル)を目指す流れに向かっていること。   また、そのような潮流の中で、旅の起点であり拠点でもある「宿」は、旅行者(とくに訪日外国人)にとって、その地域ならではの文化と出会い、衣食住の体験を通じて「知る」ことができる場として、非常に魅力ある存在であるということをお伝えしました。   日本の宿というのは、まさに 「地域を代表する広告塔のような存在」であり、文化の発信基地として無限の可能性を秘め

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!②〜あめつちメルマガ【vol.15】

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!①〜あめつちメルマガ【vol.14】

          「なんて素敵な家具なんだろう」 「この器は地元に縁のある作家さんの作品なのだろうか。ぜひ自宅用にも欲しい!」 「やっと良いモノに巡り合えたのに、買って帰れないのか…」 貴宿に宿泊されるお客様が、実は心の中でこんなふうに思っていたとしたら、どのように感じるでしょうか? 日々のお客様とのやりとりの中で、「あそこに置かれている〇〇が気に入ったのですが、購入できるのでしょうか?」といった質問を直接受けられるケースもあるとお聞きすることもありますし、 「そういえば、うちのスタ

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!①〜あめつちメルマガ【vol.14】

          オーナーもスタッフも長期休暇でリフレッシュ!それでも客単価アップ、収益増を実現した改革(イノベーション)とは?〜あめつちメルマガ【vol.13】

          前回の記事では、お客様の要望にひらすら応え続けることが善ではないこと、むしろそれをずっと続けていくことでサービスの破綻に繋がる可能性が高い、ということをお伝えしました。 ここで改めてお伝えしたいのが、貴宿にとって本物のファンの存在を見誤らないでいただきたい、ということです。(これは逆に言えば、本物のファンの存在を見極めていただく、ということでもあります) ファンの定義として、サービス提供者と顧客が「長期にわたって」良い関係性を築いている状態が理想だという前提はありながらも

          オーナーもスタッフも長期休暇でリフレッシュ!それでも客単価アップ、収益増を実現した改革(イノベーション)とは?〜あめつちメルマガ【vol.13】

          お客様の要望にひたすら応え続けることは善?ファンを育むサービス提供とは ?〜あめつちメルマガ【vol.12】

          前回の記事では、ファンの定義として、 「一過性の関係性にとどまらず、長期にわたってサービス提供者と顧客が良い関係性を築いている状態」 が望ましいとお伝えしました。 これは、マーケティングの世界で言われているLTV(ライフタイムバリュー)の考え方とも重なるため、宿泊業界に限らず何かしらのサービス(価値)を提供している事業者様であれば、すでにこのことを視野に入れて事業を推進されているところも多いと思います。 またその中で、顧客ロイヤリティを上げるために重要な要素だと言われ

          お客様の要望にひたすら応え続けることは善?ファンを育むサービス提供とは ?〜あめつちメルマガ【vol.12】

          「ファンを育てる」が重要な鍵!長期的な支持を得るための宿泊施設戦略〜あめつちメルマガ【vol.11】

          こんにちは。 昨今、あらゆる業界で「お客様をファンにすることが大事」ということを以前にも増して、よく耳にするようになりました。 旅行業界も例外ではなく、国内では少子高齢化が加速する中で、新規顧客を積極的に獲得しようとするよりも、「既存のお客様をどれだけ大切にできるか。また、長くご利用いただけるかが重要」という視点に立って、宿改革に取り組み始めている宿泊施設様が増えている印象があります。 以前、メルマガでも少し触れましたが、コロナ禍で多くの宿泊施設が苦しい状況にあった中で

          「ファンを育てる」が重要な鍵!長期的な支持を得るための宿泊施設戦略〜あめつちメルマガ【vol.11】

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜「旅館花屋」編 あめつちメルマガ【vol.10】

          こんにちは。 本日は、信州・上田別所温泉の「旅館花屋」さんについてご紹介したいと思います。 花屋さんといえば、数々のメディアで取り上げられている他、撮影の舞台としても使われている、知る人ぞ知る老舗旅館。 社内ではいつも全国各地のお宿情報が飛び交っていますが、その中で花屋さんは、 『唯一無二とも言える独自の世界観を明確に定義し、それを館内のすべてのサービス(提供価値)に徹底して反映し、お客様にその世界観を感じてもらえる顧客体験を設計、提供している宿』 として皆が注目し

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜「旅館花屋」編 あめつちメルマガ【vol.10】