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ジブリ好きに行ってほしい!おすすめテーマ旅のプラン

全国各地を月1ペースで旅行する私の、いつも変わらない旅のこだわり。

それは、旅を一冊の物語として考え、
「旅にタイトルをつける」ことです。

まず旅行先を決めたら、いつも先にタイトルをつけて、そこからプランを組み立てます。
それは例えば、こんなタイトルです。

◇千葉の旅
「黄色いトロッコに乗って、春を迎えに」

◇兵庫の旅
「神戸にある〝星の駅〟を目指して」


◇東京の旅
「東京に潜む〝ジブリの世界〟への入口」


このノートでは、そんな物語風「旅のしおり」を一部ご紹介したいと思います。


◇兵庫の旅
「神戸にある〝星の駅〟を目指して」

「星の駅」と「虹の駅」。

たまたまGoogleマップで見つけた2つの駅がきっかけとなって、「星の旅」は始まりました。

マップには記載があるものの、星と虹なんて、こんな物語にしか出てこなさそうな駅名が実際にあるのか?と疑いながら調べたところ、
なんと神戸市に実在。

しかもそれが六甲山にあるロープウェーの駅名で、星の駅ではその名の通り、満点の星空が広がっているらしいのです。  

ということで、これは行くしかない!と親友に話し、日帰りで急遽神戸に行くことに。

旅の起点となるのは、ずっと気になっていたカフェ「星とトランペット」。

やかんの可愛い看板が目印のこのカフェで、さくらシフォンケーキを食べながら、これから始まる小さな旅にわくわくしていました。

『星とトランペット』(JR六甲駅)
✎ シフォンケーキを食べる

↓のんびり徒歩で30分歩く 

途中、住宅街にある
『さくらのトンネル』で写真撮影



六甲の「摩耶ケーブル駅」に到着
✎ ロープウェイに乗って
  夕暮れ時の空中散歩を楽しむ



「虹の駅」に到着。
ここからさらに上にある「星の駅」へ



「星の駅」に到着。
日本三大夜景を望む『掬星台』へ

✎ 星空と神戸の街を一望できる


◇ 千葉の旅
「黄色いトロッコ列車に乗って、
 春をむかえに」


これは、私が関西にいた頃に思いついた旅です。

当時、3月末までぐりとぐら展が開催されていると知った私は、この展示会を起点に、なにか「絵本の中に入り込んだような旅」ができないかと考えました。

そこで周辺の観光スポットを調べていて見つけたのが、千葉県のいすみ&小湊鉄道です。

菜の花の絨毯の上を黄色いトロッコ列車が走っていく。その光景が、列車に乗って春を迎えに行くような、絵本のワンシーンに見えました。

ということでこの2つをベースとしてルートを考え、こんな感じのプランが出来上がりました。

1日目

深夜、大阪から寝台列車に乗り込み、
東京へ向かう。

早朝に東京駅到着。 

↓電車で 53分

『ぐりとぐら展』(JR立川駅)
✎ 絵本の世界に没入する展示

↓電車で7分

『egg Café』(JR国分寺駅)
✎ 大きなブリュレパンケーキを頬張る

↓電車で16分

『井の頭公園』(JR吉祥寺駅)
✎ 放し飼いのリスたちを観察

↓電車で30分

東京駅周辺で一泊

井の頭公園のリス

2日目

東京駅

↓電車で1時間

五井駅着  

✎ 「小湊鉄道」のフリー切符を買って、 
途中下車の旅スタート


「里山トロッコ列車」に乗って、
菜の花畑の絨毯を眺めつつ移動。 

✎ 気になる駅があれば、降りてみる


「いすみ鉄道」に乗り換え、
上総中野駅〜大原駅まで

✎ 「ムーミン列車」に乗って、
  桜を見ながら駅弁を食べる


東京駅まで戻り、
寝台列車で関西に戻る


◇東京の旅
「東京に潜む
〝ジブリの世界〟への入口」

この旅は、ジブリ美術館で翌月に『星をかった日』という作品が公開されるから、という理由で企画しました。

ジブリ美術館には、15分ほどの作品が上演されるミニシアターがあります。ここで見られる作品は10作品。一年を通じて順々に作品が上映されるのですが、中でも特に見たかったのが、「星をかった日」という作品です。

わたしの大好きなジブリ映画『ハウルの動く城』のサイドストーリーで、ハウルの少年時代を描いた物語ということだったので、これは見に行かないと!と思いました。

そしてこの美術館の他にも、東京にジブリみたいな世界観のスポットがないかなと、あれこれ調べるうちにプランが完成。

東京都内に隠れた、ジブリ没入型の旅になります。

1日目

東京駅


『三鷹の森ジブリ美術館』(JR吉祥寺駅)

✎ 美術館の展示を一通り見て、
「星をかった日」を視聴。

✎ 公園内で販売されている
「どんぐりカステラ」を食べる。

↓徒歩で20分

『空想街カフェ 空飛ぶ魚』
✎ 〝クジラが浮かぶ街〟をイメージした
  飲み物と、キャロットケーキを注文

↓徒歩で1分

猫の街「プティット村」へ

✎ 小人がひっそり暮らす小屋に、
  猫が作ったお城がある施設。

✎   雑貨屋さんや猫カフェを巡る

↓徒歩で10分

『吉祥寺コーンバレー』
✎ ディナーコースを予約。

メニュー🍽️
「天空の城ラピュタ」シータのシチュー
「魔女の宅急便」ニシンとカボチャのパイ

そのほかジブリモチーフのメニュー多数



『sequence MIYASHITA PARK』宿泊(JR渋谷駅)

✎ 公園とホテルロビーが一体でつながる
  ライフスタイルホテル。

2日目

ホテルで野菜たっぷりの朝ごはんを食べる



『白髭のシュークリーム工房』(JR下北沢駅)
✎ スタジオジブリ公認の洋菓子店で
 「トトロのシュークリーム」を食べる

↓徒歩2分

『日記屋 月日』
✎ 日記文学がたくさん並んだ珈琲屋さん。   お気に入りの一冊を購入。


下北沢の町を歩く


東京駅




以上が、わたしのテーマ旅の一例です。

タイトルを決めると、物語に入り込んだような感覚で旅行をもっと楽しめます。
みなさんの旅の参考になれば嬉しいです。


いまわたしは日本全国・47都道府県制覇を目標に旅行しています。

次の旅のタイトルは、「猫と一緒にゆっくり歩く。仙台おいしいもの探しの旅」
仙台を起点に、猫の島にわたって、カメラ片手にゆっくり散策する予定です。

これからも物語のように旅にタイトルをつけながら、47都道府県、自分の旅の本棚を埋めていきたいと思います。

読んでくださり、ありがとうございました♪


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