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「たべものには、黄色のなかま、赤のなかま、みどりのなかまがあるよ」をこどもに伝える難しさ

職場の保育園での食育のお話しです。
「今日の給食の中で、黄色のなかまはどれかな~?」 
「炭水化物」「たんぱく質」など難しい言葉を使わず、こどもにもわかりやすいように食べ物の働きによって3色に色分けしたものがあります。3色の食べ物を仲良くとると身体が元気になるよ、という内容。

・黄色の仲間…ごはん、ぱん、めん、芋などの   炭水化物。からだのエネルギーを作る。

・赤の仲間…肉、魚、豆、卵などのたんぱく質。筋肉のもとになる。

・みどりの仲間…緑黄色・淡色野菜のビタミン、ミネラル。からだの調子を整え、病気になりにくくしたり、うんちをだしやすくしたりする。

・これに白の仲間で調味料が入っている絵本もあります。

これがまたこどもに伝えづらい!(笑)
例えば「赤」は肉を生でイメージすると分かりやすいのですが、給食で見る肉は火が通っているので茶色。魚も豆も卵も「赤」のイメージではない…
「みどり」はほうれん草、チンゲン菜などは分かりやすいのですが、人参、トマト、赤パプリカなどの赤い野菜も「みどりの仲間」…という具合に。

はじめは混乱するこどもたちも、何度も何度も何度も伝えて、給食のとき見えるところにポスターを貼ったり、絵本を読んだりを繰り返すとわりとみんな覚えていってくれるんですけどね。こどもはすごい!

さて、うちの娘さんも保育園でこの3つの仲間を教わってきました。
「♪今日の夜ごはんは~ごはんが黄色のなかまで~お魚が赤のなかまで~」    

食卓で歌ってます。いい感じ!それでそれで?

「♪みどりの仲間は~ブロッコリーとチョコミント!」

えっ……………!!? 

チョコミントアイス大好きな娘。
みどりだし、なんせ私が大好きだから身体にもいいよね! 
という解釈だったよう(笑)   
心苦しいけどチョコミントはみどりの仲間じゃないんだよと訂正を入れました。
かなりの衝撃をうけていました!

と、我が子のエピソードからも改めて、やっぱり創造力豊かなこどもたちに、これ伝えるのは難しいなーと思いました。

でも「バランス良くたべる」を知っていることって自立して一人暮らしになったり、家族のご飯をつくる立場になったりした時、とても大切なことだと思うので、色々工夫しながら伝えていきたいと思います。
 

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