ボタニカル日記アメタカオル3章
3章ちびという貴婦人の猫とタロというダンディな紳士の猫又について
ちびという猫と暮らしていた。正確にいうと暮らしていただいていた。彼女はとても気品があって特に人との距離感のとり方が最高だった。綱島に暮らしていた私はある日イトーヨーカ堂(の御曹司よたろうさんのバンド、メトロファルスのライブをこの後よく見にいくことになった)の伝言コーナーで 飼い主のおばあさんが死んで、保健所送りになりそうな老描を飼わないか?という張り紙をみた。このままではその猫には死しかないという張り紙に涙し