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創作日記 #2「映画パプリカ・白虎野の娘」
夢に逃げ込みたくなる時がある。 現実から飛び出して、幻想でもいいから心の全てを解放し、支離滅裂に過ごしたい。 たとえ肉体が滅びても…とまではいかないが、潜在的に、ずっと夢を見ていたいと思う人は多いんじゃないだろうか。 劇中の“行ったら二度と戻れないどこか”へ向かう狂気のパレードは、そんな私たちの無意識のオバケのようなものだと思う。だからこそ魅力的で吸い寄せられて、参加したくなる。 自分と対話したいし本当は仲直りしたい、と思っている時は、何かが変わる時で、この映画を“一振りのスパイス”として楽しめる時だ。 今回は今敏の映画に欠かせない平沢進の曲をピアノアレンジした。 良かったら動画をのぞいてみてください。