桜あめ

22さい。東京。ライターにならせてください。୨୧記事はほぼノンフィクションのフィクション୨୧

桜あめ

22さい。東京。ライターにならせてください。୨୧記事はほぼノンフィクションのフィクション୨୧

最近の記事

  • 固定された記事

性に対して奔放でいいのはいつまで?

「いつまでも興味津々な3大欲求はあり続ける」 中学生や高校生の女子たちは、常に恋愛話に花を咲かせて、 「サッカー部のOOくんとOOちゃんが付き合ってるらしい」から始まり、そんな話題が増えてきたなと思えば 「昨日OOくんな告白されたの!」だなんて近くの存在の友達たちが言い始め、二週間後頃には 「彼氏とチューしちゃった!」だなんて女の子が沢山になってくる、この頃にはもうマウントが生まれてきて、誰が先に激しいキス、いわばベロチュー・ディープキスをするかの競い合いだ、 不安

    • 東京に在ると頭痛がします

      地元から帰る新幹線の中でいつも泣きべそをかきます。 誰にも見えないように窓を向いて堪えて泣きます。 だから私はいつもE席で、堪え切れないほど出てきそうになったらトイレに行って泣きます。 わたしの地元は愛を知る県だ。 これは中学生の時にTwitterに書くプロフィールとしてよく流行った言葉 【15の代 愛を知る県 位置情報:ダーリン】 のような。そう、愛知の外れに住んでいた。 そんな私は今21歳で東京にいる 毎日吐きそうになりながら過ごす。 東京が嫌いだ。 憧れて、むしろ

      • 黒人ハーフのさくらちゃん | BlackLivesMatter

        母は見た目は完全に黒人の私に日本の血が入っていることがわかるよう 「さくら」という名前をつけた。 世界を旅し、黒人の父と恋をして私に生を宿してくれた母だ。 もちろん人種差別だなんて気持ちはみじんもない。 ただこの先、娘がどこに行こうと、名前で自分を守ることができるようにつけたのだ。 私はそんなことをあまり重く考えていなかった。いや、忘れかけていた。今の今まで。 私は黒人と日本人の混血で、 見た目はだれがどう見ても黒人だ。 そんな私だからこそ、今世界で起きている問題に

        • 将来の夢がJKだった話

          高校生。いわばJKに憧れる。これはおそらくだいたいの女の子が抱く感情だと思う。 でも私には「憧れ」を通り越して「夢」となっていた。 もはや小学校・中学校の女の子バイブルであった少女漫画や爆流行りしていた携帯小説、雑誌の読者モデル、ドラマ、 その中にはいつだって高校生がキラキラした生活をしているのだ。 私は小さい頃から夢みがちというか、夢が現実になると疑わない子どもだった。 小学校五年生になったらドラえもんは来ると思ってたし、 六年生になったらどれみちゃんになれると思っ

        • 固定された記事

        性に対して奔放でいいのはいつまで?

          雨音が気持ちいい

          東京。都心。雨。雨音。 家にいる時の雨はすごく心地いい。 どことない安心感で、 この場所にいていいと言われている気がしてしまう。 学生の頃の雨は楽しい雨だった。 濡れながら戸建てのミスタードーナツやコメダに自転車を漕いでいき、 湿ったスカートと濡れた前髪を嘆く時を愛でていた。 男性が身近にいる時の雨は、 彼が来てくれる合図のような雨だ。 傘を差し出してくれる男性がいたら、 その小さなスペースだけいつもより居場所を感じることができた。 東京の雨は。 なんだろうか。 この

          雨音が気持ちいい

          名古屋 と 東京 移住計画

          「名古屋に帰るか東京に居続けるか悩む21歳。」 の独り言をどなたか聞いてはくれないでしょうか。 私は今21歳で、20になる直前に 「東京に住んでみたい」 という一心だけで東京に出てきました。 なので住み始めて1年半と言ったところで、まだまだ東京を語れるような立場ではありません。 ですがやはり社会人で東京に出てきて、となると友達はおろか、知り合いもとても少ない状態で、まず襲われるのは「孤独」であったりしました。 そもそも「東京に出てくる」だけが目標だった私は、出てきただけで

          名古屋 と 東京 移住計画

          黒人ハーフ大問題 アフロ編

          アフロである。黒人女性の多くは癖毛である。 私たちが普段目にする海外のスーパースターの黒人女性たち、彼女たちも絶対とは言い切れないけど、とんでもないお金をかけてさらさらヘアーを保っている。 癖毛ってくるくるじゃん!かわいー!!とか的の外れたことを言われてしまうことも多々ある。でも違う。本当に。まんまるの。日本の人が出し物として使うあのカツラのアフロが元々なのだ。それが生えてくる。 たぶんこの記事は本当に一部の人にしかわからない悩みだと思うけど、身近に黒人の知り合いや友達

          黒人ハーフ大問題 アフロ編

          21歳からの年齢考察

          「私は21歳からの歳を取るのが怖い」 21歳なんて人生という時計から見たら赤ちゃんだそんなこと百も承知で書こうと思った。 私は21歳の女で、なんとなく日本では30までが女のリミットなんて言われてる、どれだけ稼いでいてもどれだけ本人が幸せだと言っても、それは大概の人には強がりにしか聞こえなくなってしまってるんだ。 その感覚は一体いつからこんなにも沢山の人に植え付けられてしまったのか考えてみたんです。 私は今でこそ多様性が受け入れ始められている東京で暮らしているけれど(2

          21歳からの年齢考察

          在。続ける。

          何か始めなければ何もつかめないよ。 16歳。高校一年生から私は悩み続けている。 何が正解か。何になればいいのか。不安。葛藤。 それでも進まなければ、何かに触れなければ、そのときの場所から常に動き続けないと。 ここに居続けるために、ここを離れないと。 そんな風にずっと思っていた。 そして21歳。東京。 居続けたいと思えないこの場所で。その感情をこの無機質な場所に生むために今日も生きている。

          在。続ける。