レミオロメン「3月9日」を聞きました。今日の言葉#56
家事をしながらラジオを聞く。
最近はそんな余裕もできて嬉しい。
そこでかかった曲。
レミオロメンの「3月9日」。
あぁ、もう3月だ。
本当にいい曲だなと思う。
歌詞が小説のように美しい。
PVを見ながら聴くと、更に感傷的になる。
3月9日。
その辺りは、学校の卒業の時期だったり、
何かが始まって何かが終わる時期。
今までのことを振り返ったり、
新しい道に不安と期待を抱えて
歩み出したり、
とても不安的な時期だと思う。
子どもにとって、私がそうでありたい、
海外帯同経験を考えると、
多くの同じような環境にいる女性にとって、
孤独になりそうな時に、
自分は一人じゃない、
と思えるような存在に
少しでも近づけたらと思う。
卒業。結婚。
何かの区切り。
次の世界に進もうとする時、
何かとサヨナラすることになる。
今まで大切にしてきたものや人と別れることになる。
日常の景色が懐かしく愛おしく寂しく
感じられたりする。
道で通り過ぎる赤ちゃんの泣き顔、
公園の建物の壁に描かれた絵、
道路で日向ぼっこをして
横たわっている犬。
あぁ、こんな日常があったんだ。
こんなものを今まで見ていたんだ。
映像も音楽も不思議で、
その切り取る一つ一つの画像やシーンが
自分の感情にリンクしていく。
旅立ちの時は、
楽しくて。
悲しくて。
賑やかで。
とても静かで。
そして、
いつもあるものが愛おしく。
いつもの普通が懐かしい。
そして寂しい。
何かにサヨナラするということは、
やっぱりすごく心細い。
そんな時に、
目を閉じると、見えてくる人がいる。
聞こえてくる声がある。
誰かが応援しているんだ、と感じられる。
このことが、
どれだけ大きな心の支えになるだろう。
歌詞のように、
私もそんな人になれたらなと思う。
今日の言葉#56
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