ホルモン戦争のジン、パンを買う。
いや、買いなさい買いなさい好きなだけ買いなさいという感じではあるが、パンを買ったそうです。
それはさておき、ホルモン戦争の記事は前にも書いているが、我ながらあまりにも雑すぎて書き直したい。
(その記事)
まずホルモン戦争のコンセプトだが、まあなんていうんですかね。あまり美しくない日本語と承知の上でこうとしか言いようがないので言ってしまうが、「ヤリチン」の歌なのであろう。若いときだからできた。今やったら「ヒエ〜ッwwww」とたまげられてしまうだろう。
良くも悪くも今のBTSって優等生だと思う。それが極まったのが「Permission to Dance」であって、これが賛否あるのもわかるが、これはこれで今しか出せないのではないだろうか。ホルモン戦争がこの時にしか出せなかったように。
それにしてもジンが何気なく歌う「スーベニア スーベニア」の部分だけでも、おっ、女のことを記念品と言ってるゾ。という感じである。記念品というのすらものすごく優等生の翻訳であって、実際はトロフィーの概念に近いんだと思う。
ジャパニーズバージョンではなぜかサムネであるが、やはりというかなんというか、ジンの出番は別に多くない(ていうかよく見たら公式じゃなかった)。
個人的には、日本語バージョンも他の曲に比べてあまり違和感がなく聴けて好き。おそらくがなり声を出している(出そうとしている)からなんだろう。
グクの「18だし大抵はI know いつも女の子は最高」あたりは、実際に18歳の男子に歌わせるにはとんでもねえド直球のセクシャルハラスメントでウケますね(ウケるな)。
それらはすべてさておき、ジンの出てるシーンをピックアップした。
なんとかわいらしいのだ(文豪)(ハム太郎)
これは雑に書いた記事にも書いた気がするが、とにかく悪ぶろうとすればするほどジンの清楚さは浮き彫りになっていく。育ちの良さは消せないのだ。
正直、それは当時の防弾少年団のコンセプトには合っていないわけで、苦労もあったのではないだろうか。今のBTSはむしろジンに追いついたのだと言える。
今ではキザな紳士で我らの立派なリーダーであるRMさんだが、個人的にはめちゃくちゃイキってた頃も大好き。ラップモンスターの頃のナムジュンはまた格別だ。
この曲ではテテの悪童らしさがいかんなく発揮されている。あくまで「らしさ」であって、悪童であると言いたいわけではないが、このゴリゴリのダミ声と悪ぶった表情、好きな方はめちゃくちゃ好きであろう。私も好きです。
のっぽにあ のっぽにあ
最後は女性はテテを選んで終わるわけだが、ジンが何をしているかと言えば、靴を脱いで投げつけている。何やってんだ。
この男の子同士らしいじゃれ合いのような喧嘩は、初期にはよく見られるがやはり最近では見られない。みんな大人になったのだ。
別の曲にはなるが、RUNではジンがスプレーをかけられ、ジミンがバスタブに放り込まれた。男の集団でそういうことをやられるのは、大人しそうなやつと身体の小さなやつ、という定石をなぞっているようで少し怖さもあった。しかしその生々しさがRUNのエモさに繋がっているようにも思う。
そしてジンはパンを買っていた。いくら悪ぶってもパンおいしいもんね、仕方ないね。ちょっとかわいすぎないか。
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