強さは愛
FBで仲の良い友達が
カウンセラーを辞めた理由に
「相手の感情が自分の中に入ってくるような感覚があって
それが原因で体や心を壊しがちになってしまった」
と書いてあった。
最近よく聞く
HSP
・心の境界線が薄い
・刺激に敏感
・他人の感情をスポンジのように吸い込んでしまう
↑案外多いと思うのだけど。統計では5人に一人だそうだ。
カウンセラーさんみたいに
ガッツリ人と向き合う仕事って
本当は危険なんだ。
訓練をした人でさえそうなんだから
素人が踏み込むのは危険なんだ。
共感力が高いから下手をしたら
依存関係になりがち。
カウンセラーに限らずわたしは
変な話・・人間関係が込み入った仕事は無理かもしれない。
例えば、私の保育の仕事もガッツリ人間関係が
関わってくるので、仕事以前に人に疲れるのだ。
なんかそんなことを考えていたら
共感力が高いゆえに
わたしも不思議な世界で仕事をしていたけど
体や心が果てるほど消耗したよね。
あの時はもう一人の自分がいて
その自分がもろくも朽ちていく様を
見ていた気がする。私の代わりに
もう一人の私が私を守るかのように
旅立っていったのだ。あれからもう1年以上たつけど
いまだに整理のつかないままの自分がいて
私自身はカウンセリングに通っている。
この間、家の照明をもっと小さくて
楽なものに取り換えようと思って
買ったのはいいけど
色があっかるい・・真っ白な
昼白色だった。
すると・・わたしはもう落ち着かないっていうか
カーっとなってしまい即座にその照明を戻した。
最近よくあるのは
記憶を安易にたどると、その時の辛かった自分に
すぐに飲み込まれてしまったり他人のブログを読んで
まるで自分のことのように感じてしまい
随分前のことだったのにまるで今起きているような気さえした。
今に至っては自覚症状があるので
飲みこまれないようにする術を教えてもらおうかと思っている。
最近、幡野広志さんのブログを読んでいる。
ご存じの方も多いと思うけれども
”2017年に多発性骨髄腫という血液のガンを発症し、医師からあと3年の余命を宣告されました。その話を書いたブログは大きな反響を呼び、たくさんの応援の声が集まりました。想定外だったのは、なぜか一緒に人生相談もたくさん送られてきたこと。この連載では、Twitterなどで相談に応えてきた幡野さんが、文字数や内容の深刻さゆえに応えきれなかった相談に向き合いまCAKES(有料)を読んでいる。
彼の相談に対する言葉が
もうなんていうかな。問答無用で
相談者の心の闇を無理くりに明るいところに引きずり出すというか・・
もうね。強さは愛っていうけどそれだなと。思う。
幡野さん、占い師の人から占い師でやっていけるよってお墨付きを頂いたって書いてたけど、本当にそうなのだ。
彼のブログを読んでいると
ダラダラ生きててごめんなさいって気持ちになる。
去年の4月に亡くなった劇画原作者の小池一夫さん。
亡くなる数日前までずっとツイッターでつぶやいていて・・
その一節一節がすっと心に染みてきて
その一直線な心に随分と励まされたと思う。
そんなわけで・・
わたしはなんだかんだいっても
毎日楽しくやっています。