ちいさなトラウマ、大きなトラウマ
幡野さんのブログを読んで、刺さりまくった。
私の親は、うーん・・こどもに過干渉ないわゆる毒を持った人だと思う。
転居の理由も干渉されないところに住みたいと切に願っていたからだ。
世の中には、自分の親を大事に出来ない人間なんて、社会不適合者みたいなやつに決まってると思ってる人もいるかもしれないが、別の星の人間だと思ってくれてよいと思う。正直、親も子を選べないし、逆もしかりだ。
ちなみに、モラハラ男のお母さんはとてもエネルギッシュな人であると
とある本に書いてあった。つまりこどもに与える影響力が強すぎるのだ
親の存在で子を無意識にコントロールしてしまうのだろう。
わたしは良くこどもの成長過程の話を聞くのだけど、こどもの頃にきちんと
愛着経験がないとこどもは不安定に育つのだという。
ここが整ってないと人を信用できなくなるのだ。
私はメンタルが落ちた時に、クリニックに掛かって幼少期の話をしたときに
「愛着障害あり」だった。まぁ私の勝手な思い出なので、仕方ないけれど。
父に甘えたり全くできなかったので。(よその人かと思ってたほどだ)
この間も友人が父親が亡くなってすごく落ち込んでると話を聞いたけど
なんと声を掛けてよいかわからなかったのは、正直、父親という存在が
良く分からないからだ。。
もっとはっきりいうと、飼ってた犬が亡くなった喪失感のほうが大きいだろうと思う。
さて。その幡野さんのブログで
「わが子を見ていると、自分がそうしてるように育ててもらいたかったなぁ」
と書いてあった。私も全く同じように思っている。
そしてもっというと、今年結婚した息子夫婦を見ているとその子供
つまり、私からすると孫はあの二人に育てられいかに幸せな人生が
待っているんだろうなと思う。
最近の私の毒親記録は
息子が父方の墓参りに行くと言ったら
「墓参りをしたところで、あんたたちはその墓に入れないんだから
行っても意味がない。それよりも自分が用意しているお墓があって・・」
という内容を送ってきたので、私は激しく激怒をして
「先祖を参りたいというただそれだけの気持ちの人間に対して
いったいどういうつもりなんだ?いい加減にしろ」と怒った。
人間は80も過ぎるとおかしなことを平気で考えるようになるのか。
そして、私が転居するに辺り、これまで私の居住地に父の住所を入れていた。文句ひとつ言わず。感謝もされず、手紙が届けば届けていた。
なぜなら、母と妹の住む住所に含めると収入(年金)が爆上がりして、公共住宅から出ていかねばならないからだ。
でも今回の転居に関しては、悪いけど距離を置きたい。と願っていたので
「居住地区も変わるから私の住所に入れないで。手紙も届けるのも無理」
すると、母は簡単に
「あら、じゃあ今いる老人施設にお願いするわ」と意気揚々だった。
だったら最初からそうしてくれよと思った。
しかし・・特老ではないので、住所をそこに置くことは出来ないとなったとたん母は
「あんたが住んでたアパートを空き家で借りる。父親の住所をそこに置いておきたい」と言い出した。もう狂ってる。
そしてすぐに大家さんのところに出向いた。(親戚)
6万近く空き家に家賃払うんだ。
だったら今まで私の払ってきたのはあれですか?あなたたちの生活を守るための担保なんですか?
感謝もされず、文句も言わず・・自分たちの生活レベルの向上は考えてないのか?
あのね。わかってますよ。親なんだから面倒見て当たり前だって。
住所くらい別にいいじゃないかと。住んでるわけじゃないし。
でもね、私はすんごくくすぶってるわけです。
いまさら何?????って。
こどもが親の面倒見て当たり前って、親が自ら言うとしたら
破綻してると思う。さすがには母は言わないけど、私が嫌悪感を表し
遠ざけていることはわかっていて、間に入っている妹があたふたしてるありさまだ。
で、結局私はそうはいっても6万も毎月負担をさせるに辺り
またとんでもないやり方を示唆してきたので(本当に何をしでかすかわからない)
百歩譲って、住所は貸すけれども当たり前に貸すわけにはいかないので
いくらか負担するように。但し、父の年金には一切、手を付けるなといった。
一番ショックを受けているのは妹だった。
ごめん。私今まですごく頑張ってきたけど、もう嫌なの。
困ったら相談に乗るけど、必要以上のことはできないから。
といった。
私は自分が良いと決めたこと、心地よいと決めたこと
自分を裏切らないこと・・
これだけを守って生きていくと思う。
自分を大切に出来ない人は、絶対他人を大切になんか出来ないのだから。