
探偵ナイトスクープよりカナダ人ラーズさん
東京で放送される探偵ナイトスクープは、ひと月遅れで放送されているらしい。
なので、関西に住む方はタイムラグがあると思う。
しかも私は録画で見ているのでさらに遅いかもしれない。
関西地区では1月に放送されたこのカナダ人ラーズさんの話。
私はなんか人って不思議ですごいなって思いました。
知らない方の為に。
まず、ラーズさんはカナダ人の男性(31歳)で14歳から引きこもっていた。
そもそも不登校気味であったという。
自分のことが好きになれなくて・・と話をしていたが・・
まず、驚いた。
めっちゃ日本語がうまい。
普通にうまいのではなくて、完全に日本語の感覚を取り入れてる。
探偵の寛平さんがどこで日本語習った?と聞いたら
日本のお笑い番組見て、5年で習得したと言っていた。
そう。ラーズさんは日本のお笑いが好きで、日本に来た理由に
「ワンちゃんあるかも(お笑い)」といっていた。
日本人は学校で最低6年は英語習っていますけど
ペラペラになった日本人いてますか?という話だ。
英語が話せるなら、世界のどこに行っても言葉に困ることは無いだろう。
なのに・・なぜに日本語。めっちゃめんどい。
なんかそのお笑い好きというストイックさが彼をここまで駆り立てたのだ。
15年も引きこもっていて・・そして彼は自国ではなく
全く関係のない‥日本に飛び立った。
勇気を出した人を神様は見捨てないといったが本当にそうだ。
身長が180センチ。体重130キロ。
でも顔を見てると、ふっと不安そうな顔をしつつ
それでも懸命に頑張るラーズさんは立派だった。
長年引きこもり、人前に出たり、人と会話をすることを拒んでいた
青年が、人前に出てネタを披露するんだ。
しかも、他国で!!!
寛平さんの特訓とネタ見せ披露提供してくれたことで
ラーズさんは夢を叶える。
しかも、ネタが飛んでしまい・・頭まっしろのとことを
舞台袖から寛平さんが
「あかん。ネタが飛んでる!」と言って
助舟をだした。アツアツおでんのところでは
思わず英語で話してしまうんだが
これ観てた人
「英語上手い!あ、当たり前か・・」と思ったはず。
最後には帽子を取って
「がち○○頭禿げます!」といって幕を閉じた。
逃げるように舞台袖に戻ってきたラーズさんに駆け寄った
寛平さん。
「どうやった?」と聞いたら
「地獄」
と答えた後
「いやーここまで(地獄)出来たのだから
これから先はどんなことでもできると思う」
と言っていた。
うーー。すごい。15年の引きこもりから大きく羽ばたいたと思う。
ゲストの勝俣さんが
「欽ちゃんが。お客さんはネタが面白くて笑うんじゃない。
一生懸命さを見て笑いが起こるんだよって話してた。それと同じ」と
コメントしていた。
いやーすごい良かった。
最後に・・貼っておきます。