【エッセイ】書けるうちに書こう⑥
私は精神疾患の病気があるので「障がい者」として就労移行支援事業所というところで学んでいます。
うつ病と言われた時に健常者として社会生活を経験しましたが、病気を隠して働くのは大変でした。
今度は「障がい者(双極性障害 他もあるよ)」というラベリングを自分で選んで、企業に雇用していただけるよう就労移行支援事業所で準備しています。
学んでいて思うのは、健常者も一般教養として、これらのスキルも学んだらどうだろう?ということ。
特にアサーティブコミュニケーション( 相手を尊重しながら意見を交わすコミュニケーションのこと )は、日本人には必要なコミュニケーションスキルかなと思います。
主語を抜かしても成り立ってしまう日本語の会話は、時に健常者同士でも勘違いしてしまうことがあるでしょう。
いつ、どこで、誰が、何を、どうした。って5W1H(5W2Hとも言われますが)が大事ですと、いってもこの話し方で話すばかりではないですし。
なかなか身につかないものでもあります。
特に上手く立ち回れない私は「誰が、なんて言ったの~」と混乱します。
アサーティブコミュニケーションの方法としては、「I(アイ)メッセージ」といって英語の「I(アイ)=私」を先頭につけることで、私が、どうしたいのか。どうしてほしいのか。を相手の意志も尊重しながら伝える手段です。
体のいい断り方も含まれたりしますが、それでも自分の気持ちを言い換えることで伝えやすくなるのなら良いと思います。
何となく、この話し方は日本人に合ってるように思います。
みんながわかりやすい話し方をしてくれたら、私や障がい者の方々も困らなくなるのかな。そういう世界になってくれたらいいですね。