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【フレンチポップス 入門編】 時代を超えて語り継がれるアイドル、フレンチロリータたち


こんにちは、アメールです。


今回は、フランスのポップスに興味がある方へ向けて、私の個人的なおすすめをまとめてみました!

これを読めば、あなたの日常を彩る音楽の幅が広がり、もっと素敵な毎日を過ごせるはず〜

曲の紹介に加えて、フレンチポップスについての話をつらつらと書いていきますのでどうぞご覧ください。

ちょっぴり長いかもしれません、あしからず笑





フレンチポップス(イエイエ)とは…


文字通り仏語のポップス音楽のことを指します

ただ、このフレンチポップスという呼称はどうやら日本独自の括り方で、仏語のポップス全般を示す言葉としてはあまり使われていません

この記事を含め日本でフレンチポップスと形容される音楽のほとんどが、60〜70年代に流行した『イエイエ(Yé-yé)』と称される音楽のことを指しています

以下Wikipediaからの引用です

〈英語版〉
Yé-yé
(French pronunciation:  [je.je]) (yeyé in Spanish) was a style of pop music that emerged in Western-Southern Europe in the early 1960s.
The French term "yé-yé" was derived from the English "yeah! yeah!", popularized by British beat music bands such as the Beatles.
Yé-yé was a particular form of counterculture that derived most of its inspiration from British and American rock and roll.

〈日本語訳版〉
イエイエ(Yé-yé)』は、1960年代初頭に西南ヨーロッパでみられるようになったポップミュージックのスタイル。その呼称は英語の「yeah! yeah!」に由来するもので、ビートルズのようなイギリスのビートミュージックバンドによって広められた。
イギリスやアメリカのロックンロール音楽から着想を得たスタイルであり、当時の保守的な文化に対抗して若者中心に展開したカウンターカルチャーのひとつ。

Wikipediaより引用

※日本語版Wikipediaでの説明がなかったため、英語版を和訳して引用を掲載しました


ですので、フレンチポップスのことを以下、イエイエと呼び、話していきます

イエイエの音楽は "甘い歌声" と "ロックンロールなメロディ" という一見ちぐはぐな存在がとても馴染んでいるという特徴があります

その共存が、ほろ苦くビターで魅力的な雰囲気を醸し出し、そしてさらにジャズやボサノバ、アコーディオンを多用したテイストが混ざり、なんともすてきな音楽が完成します

日本でもブームを起こしたものの、70年代後半からは日本のレコード会社がアメリカの音楽をメインに売り込むようになったため、今ではイエイエについて紹介される機会が少なくなってしまったようです

ただ、番組のBGMやCMソングで何度も起用されている有名曲もありますから、聴き馴染みのある方も多くいらっしゃるかもしれません




イエイエの代表的なアーティスト


ここでは5人を紹介します

5人ともみな『ロリータ(魅惑的な少女)』的な魅力を武器に活躍したために『フレンチロリータ』と呼ばれています

ここでのロリータは現代の日本でのアイドルに近い意だと捉えてください。秋元康いわく、乃木坂46の初期の楽曲制作は、イエイエの音楽を参考にしていたとか




● シルヴィ・ヴァルタン / Sylvie Vartan

17歳でデビュー。元祖フレンチロリータ。ハスキーな歌声が魅力でライブパフォーマンスを本領とし、雑誌『ELLE』や『VOGUE』ではファッションアイコンとなる。世界中にファンを持つ


代表曲『あなたのとりこ / Irrésistiblement』






● フランス・ギャル / France Gall

16歳でデビュー。超正統派アイドルとして人気を博した。キュートで流行の最先端を行くファッションと、そのポジティブな性格で老若男女を魅了

代表曲『夢見るシャンソン人形 / Poupée de cire, poupée de son』




● ジェーン・バーキン / Jane Birkin

ロンドン出身。18歳で女優デビュー。渡仏し、同写真後方のセルジュゲンスブールとのデュエットで歌手となる。エルメスのバッグ“バーキン”は彼女の名からつけられたもの

代表曲『無造作紳士 / L'aquoiboniste』




● フランソワーズ・アルディ / Françoise Hardy

18歳でデビュー。女優としても活躍し、上述のジェーンバーキンらとも親交がある。大人っぽさやクールさが魅力であり、その曲風はロックシーンからも評価されている

代表曲『さよならを教えて / Comment te dire adieu』





● ブリジット・バルドー / Brigitte Bardot

映画『素直な悪女』で女優として大ブレイク。相性はBB(ベベ)。自由奔放で小悪魔的な性格とその可愛らしさから、仏製マリリンモンローと形容されるほどの人気を博した

代表曲『 ラ•マドラグ / La madrague』





いかがでしたでしょうか

拙いまとめとなりましたが、気になるアーティストを深掘りする機会となれたら光栄です

イエイエ期のアーティストとしては個人的に マリー・ラフォレ / Marie Laforet が1番好きなのですが、フレンチロリータではないかなと思いましたので、また別の記事で語ります

もし興味があればぜひご覧ください

ご覧いただきありがとうございました!

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