2020年2月14日 金曜日 バレンタインデー
朝4時に目覚めて、眠れないまま時間だけが過ぎた。
布団から立ち上がると、目の前の視野がとらえる視覚情報、見え方がいつもと異なってうまく立てなくなったので酷い不安と焦燥感で震えながら涙が出そうになった。
それは、ADHDの薬「ストラテラ」の副作用として出てしまった離人感にとても近かった。
きっとセロトニンが不足している時に起こりやすい脳の見せるまやかしであり、これは現実ではないと自分に言い聞かせたが、焦燥感と不安で、誰でもいいから早く助けてほしいと願ってしまった。
酷く混乱したと同時に、頭に熱がこもったような感覚もあったので、熱をはかったところ、微熱が出ていた。
早急に精神安定剤を飲むと、1時間ほどでかなり落ち着いたものの、ミカンを剥いて数房食べるだけで、食が進まなくなった。
時間だけが解決する、寝てしまえばこの辛さから解放されると思うのに、寝ることが出来ない。