霞ヶ浦アメリカナマズ 冬~春の釣果と傾向(2022と2023年)
~はじめに~
この傾向は下記によるものです
エサはほとんどが「酢だこさん太郎」
投げ竿+ドラグを緩めたブッコミ釣法、距離30~40m
釣りの時間は午後4時~20時くらいが多い
同行する友人も「酢だこさん太郎」で近距離を攻めています
数は同じくらいですが、平均サイズは5cm以上小さいです(70upはごくまれ)
【冬のアメナマは大物狙い】
アメリカナマズは寒い冬を泥の中などで冬眠して、体力回復と水温20℃頃の産卵に備えて動き出します。そのため冬は数が釣りにくいとされています
ただそんな中、一部の体力ある大物は冬眠せずに過ごすようで、条件を重ねれば12月~2月でも数は少ないですが釣れます(海外では湖の氷に穴をあけてナマズを狙う猛者もいます)
「寒い時期ほど大物の比率が非常に高い」です
私は霞ヶ浦から夕陽と富士山を撮るついでに釣りをしているので風を背に陣を構えることが多く、さらにワカサギを意識して釣果を挙げています
波風が当たりにくい「陽だまり」も釣れやすいポイントです
※1月に荒川の温排水で91㎝の報告がありました
【春のアメナマは産卵準備期】
【3月のアメナマ】
寒さが緩む3月、大型から中型の釣果が大きく増えます
越冬後の体力回復~産卵に向けて積極的に捕食を始めまるためのようです
後半は冬眠明けの40㎝前後(斑点が残る2~3歳)も動き始めます(小型はまだ動けない?)
私はこの時期からエサが漂着・漂流しやすい場所のひとつ、向かい風の浅瀬を好んで攻めています。2023年3月末の88cmも向かい風の浅瀬でした
「釣り人の活性」も上がり、大物の報告がとても多い時期です
【4月のアメナマ】
3月同様、平均サイズが大きい状態が続き、ツボにはまると爆釣します
私が好きな「向かい風の浅瀬」では何度かラッシュが来ました
2023年は2022年よりも冬の平均最低気温が高く、最低水温も2℃→4℃高い傾向でした。それもあって今年は水温が高め、鯉・フナ・大型アメナマの産卵が1ヵ月早まったようだ、と釣り人たちからの声が上がっていました。
※4月6日の満月の夜に産卵ピークが来たような気配でした
【5月のアメナマ】
GWあたりから30~40cmの魚が増え、平均サイズが下がっていきます
魚はとても元気で引きが強く、数釣りも楽しめるのでファミリーフィッシングに良いかと思います
~例1 5/1 向かい風~
釣果は
49-56-48-44-47
47-37-47-45-44-34
~例2 5/4 向かい風~
かすみがうら市 養殖場が点在するエリア
ポイントA、14時~15時半、斜め風で4匹、平均45.2
ポイントB 16時~18時、向かい風で波強め。9匹、平均52.5
【その他 水辺の虫などについて】
春から晩秋にかけて水辺では虫も多くみられます
筆頭格のユスリカは刺しませんが群がり不快です
他にもいろいろな虫、ヘビがいます
ユスリカ対策について別記事をUPしましたので参照してください
ほかの虫についてはキャンプの虫対策を参考にしてください
大まかには
・肌露出を避ける(低いところを飛ぶブユは刺されるとものすごくかゆくなります)
・ヘビ対策には長靴
・やぶにむやみに入らない(ハチの巣注意)
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