占いをするということ自体が「受け身な依頼者」を生み出す
今これ読んでるんですが、
気持ちに残ったことがあったので少しだけメモ
未来を占うことには何の益もない。
〜中略〜
シーカー(※ここでは、占いを受ける人のこと)は何もなすことなく受け身となり、やってくると思い込んだ未来を、ただひたすら待つだけとなる。
この部分を読んで、雷に打たれたような気分になった。
「受け身になっちゃダメだよ、占いはあくまでサポートであって未来を切り開くのはあなた自身なんだから」
みたいな占い師さんの投稿を拝見する機会が何度もあったし、自分でも何回も言った記憶がある。
私たちのやり方が相手を受け身にしてませんか?
結果を言うだけ、相手の気持ちを見るだけ、ちょこっとアドバイスするだけ
占い師の態度がまず能動的でなく「サポート」と言う言葉に逃げているような状態なのに、依頼者が能動的になれるはずがない。
ていうか「サポート」ってそんな問題の端だけちょろっと舐めるだけみたいなやり方でやれるわけないよね、よく考えたら。
積極的に努力する人のサポートをする仕事がしたいというなら、まずは自分が積極的に依頼者のサポートのために動かないといけないし、依頼者が能動的であれるようなお膳立てをするのが仕事。
依頼者が積極的になるべきなのは、今現在困っている問題に対してであって占い師に対してではない。
まあそういう仕事をするには、ある程度時間をかけて依頼者と占い師が信頼関係を築けないと難しいし、占い師の勤務形態によってはそれを叶えるのが不可能に近いものもあったりするから理想論的な話になってしまうけどね。
これまでの自分って本当に勘違いしてたなぁと反省。
本はまだ序盤の序盤なので、これからちょっとずつ読み進めていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?