丘ノ上 雨

いつか の あとの いま、 いつか の ための いま、を

丘ノ上 雨

いつか の あとの いま、 いつか の ための いま、を

最近の記事

あの日に

  .         . いつか の あと の 今 を 生き     .           いつか の ため の 未 を 行く    .     .                  .

    • 一編の短編

      読めない と諦めていた一冊のほん 娘と、娘がまだ夏休みだったころに行った、いちばん近くの図書館で借りたほん お風呂が空くのを待つあいだ もう携帯を触りたくないと店に置いてきたので、 やっと ほんに手を伸ばすことになった 結局、こうしてiPadを触っているのは、 店の方(自宅から店は 扉を隔てたすぐ)に来たからで 一編だけ 短編を読めたからだ 読み終わって時間を確認すると、ちょうど 0:00 だった くがつよっか すいようび ピッタリれいじ 20年以上前によ

      • ただ の うた

        丘の上 息吐き 過去に帰する時 カメラも忘れ ただ 空をのむ                                              2024.6.14

        • うつくしい と 感ずるのは

          うつくしい と 思い その うつくしさ を 写しとると そこには いつも さみしさ が 在ります  . さみしい  と 感じ その さみしさ を 眺めていると そこに いつしか いとおしさ が 生まれます   . どちらが 先 という訳でもなく どこから 来る ということもなく 生まれたもの は カタチを変えず 感ずるままに ただ そのままに       . ジブン が感ずる ただ そのままに  .     .

        マガジン

        • ただ の うた
          2本
        • 写真と日記
          4本

        記事

          2024 4 17

          雨は もう あがった ひさしぶりのひとり時間を、と思っていたけれど 思いのほか 早くに家族が帰宅 一杯分の珈琲は、 淡めでやさしく もうなくなってしまった 珈琲でも また、 淹れましょか うたかた という名の 珈琲を

          写真と日記

          歩く. 泳ぐ . 或いは 翔ぶ      . ただの日々を .        . ただ、超えていく そんな 日々のこと . 撮り溜めてきた 写真を そこにヒトツ  添えてみる    . 日々に   ワタシに  かたちが 生まれる   .    .

          夕にひかり −yubeni-hikari−

           私は物心ついた頃から実家を出るまで、音に気遣いながら生活していました。 父が、音楽を志していたのです。 ギターの弦をつまびきながら詞曲を創作する日々が日常であったうえに、さらに自身の真理を追求するためのヨガや瞑想をしていたので、日に数回ヴェートーヴェンの交響曲を流す時間帯がありました。 そんな父を優先するためにもテレビ鑑賞には常にイヤホン,電話は留守電設定にと、家族は極力音を立てずに生活するようになっていきました。 そしていつしか、静かに過ごすことが苦にならない“ワタシ”が

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          夕にひかり −yubeni-hikari−

          ¥500

          2024.2.7

          “ いつか “ は 来るか わからない    だから      “ いま “  を 信じる だけ  珈琲を2杯つくり ひと息 焙煎の香りと、雪解けの音を聴きながら

          雨待ち夫婦の [トウキョウ] 紀行

          __ 7月の最終日 [トウキョウ]に行ってきました おのぼりさんオーラも全開に あーやこーや言いながら、キョロキョロと迷いながら Googleマップも読めない、伝説の方向音痴も発揮しながら ___ メインイベントは渋谷は代々木上原の[hako gallery]さんの下見でした まだまだ先の出展には現実味という彩がなく、楽しさだけを感じながら 上原周辺のお話を色々と伺い、業界話に目を丸くさせているうち あっという間に時は過ぎてゆきました ミルの置き場所も考えないまま、

          ¥100

          雨待ち夫婦の [トウキョウ] 紀行

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          飛べない蝶に さよならを云う

          蝶々を 飼っていました その蝶々は 羽が半分ありませんでした 或る日 自宅のちいさな虫かごに、アオムシが入っていました か細い 二匹の ニョロニョロは 葉っぱも土も何もない、プラスチックの板の上 音も気配も消すように、ただただそこに 這っていました 「うわー なんかこれ ふてぶてしいなぁー」 元々、虫を飼うということが 苦手なわたし まだ小さな末娘が 「父さんにつぶされちゃうからかわいそう」と 畑から救ってきたのでなかったなら きっと反対したであろう、そのアオムシたちの

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          飛べない蝶に さよならを云う

          ¥100

          ナ ニ ユ エ

          飛行機雲は 見えずとも 丘には あすも 霧がふる 飛び交う 鳥はいなくとも 木洩れ陽 手のひら ふわりと舞って 何故 嘆くことがある 煩うことに 何を詩わん ただただ 息を吸って はく 希望も夢も 空に 散り

          ナ ニ ユ エ

          no title

          かなしみとは 愛の行き着いた先の 海のようなものなのだな と 怒りとは 必死に出口をさがす こころに沈む泉の激流なのだな と 一度でも その謐けさに 飲まれてしまうと 一度でも その激しさに 包まれてしまうと ひとはもう 戻れない 凪にも せせらぎにも もう、

          nothing but

          オモイ  が ヒト を つくる ヒト が モノ  を つくり モノ が “キ“ を つくり そして “キ“ は また ヒト を ひきつける ヒト は モノ と トキ を きざみ アラタナ トキ は アラタナ オモイ を ヒト に あたえる そして また オモイ が ヒト を つくって ゆく