お腹ぽっこりは罪なのか?
よくあるお悩みとよくある解決策
今日は皆さんの体型のお悩みで多い「お腹ぽっこり」についてお話ししたいと思います。
私は職業柄、以下のようなお客様のお悩みを聞くことが多いです。
・年齢を重ねるにつれてお腹周りがだぶついてきた
・産後お腹ぽっこりが治らない
・骨格ワークを始めたらお腹が出てきた気がする
ハイこれ、私にも全部心当たりあります!いやありました!
若い時は腰回りがスッキリしてた気がするのに謎の肉がついてきたり
産後自分のお腹が出っ張ってるのをみて「オバさんみたい!」と焦ったり
骨格ワークを始めたらお風呂でみた自分のお腹がぽこっとしててびっくりしたり
その度に私も皆さんと同じく「ヤバイかも?」と思いました。
なぜ「ヤバイ」と思うのか、思ったのか、それは
「お腹が出ている」=カッコ悪い、老けた、怠惰
と言ったマイナスイメージがあるからでは、と思います。
そしてそれを打破するためには食事制限、筋トレ、有酸素運動が必須というのが一般的なイメージじゃないでしょうか?
まあ普通そう思いますよね、だってみんなそう言ってるもん!
そしてかっこいいお腹、セクシーでヘルシーなお腹というのは下の画像のように腹筋で固めた硬くて薄いお腹なんだ!と思ってませんか?
いや確かに鍛えられた身体、努力の賜物、素敵です。
アスリートやインフルエンサーの鍛え抜かれた身体をみて刺激される方も多いと思います。
しかしここまで行くのに人はどれだけの努力を強いられるのでしょう?
こういう身体が好きならいいんです。
筋トレが大好きならそれもいいんです。
ただ誰もがここを目指すべきなのか?
忙しい生活の中で時間を捻出して歯を食いしばって時に青筋を立てながらトレーニングに日々励む・・・・
それって持続可能なのかな?という疑問が残ります。
「ジムって続かないんだよね〜」という言葉をこれまでいかにたくさん聞いてきたか・・・。
お腹出てますけど何か?
お腹は薄く平べったい方が若い!カッコいい!と思いがちな私たち。
では以下に「お腹出てるんじゃない?」と言った画像を集めてみましたが皆さんはこの方達をカッコ悪いと思いますか?
いかがでしょうか?
私はこの方達のリラックスしつつ女性らしいどこまでも曲線を描いているような身体が美しいと思います。
腹筋は割れていませんが、みぞおちから自然と描く曲線、厚みはあるけどくびれもあるボディは野生動物のようにしなやかです。
丸みある身体=立体感ある身体を目指したい
お好みではあります。
が、今後私は筋肉バキバキの薄いお腹でなく
ふっくら丸みのある身体を目指していこうと思います。
お客様にもそのような身体を目指す施術を行なっていきます。
バキバキに鍛え上げられた身体ももちろん素敵。
でもそこまでストイックにならなくても元々持っている人間の骨格が整えば
筋肉も脂肪も適切な位置についてくる。
そしてそんな身体は痛みもなく軽やかできっと年中快適。
裸の子供を見ていて「天使みたい」と思うことがあります。
お腹は張りがあってふっくら、お尻はふわふわできゅっと上向き、
肩甲骨がくっきりと浮かび上がり、疲れを知らずいつまでも動き続けられる。トレーニングなんて何もしてない、ただ生きているだけで本当に美しい。
だいぶ歳を重ねてしまった私たちですがそこを目指してもいいのかなと思います。