あめこ

いまをときめく24歳社会人の徒然日記

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最近の記事

大学時代の友人の話その2

今回ご紹介するのはズバリ「ありとあらゆる面で筆者に似ている」友人である。生き別れの双子もしくはドッペルゲンガーなのではないかと思う程似ている。 出会いは大学…ではなくなんとTwitter。入学前に春から同じ大学に入学する同級生を探していたところ、高校時代に同じ吹奏楽、しかも同じパートをしていた事がきっかけでお互いを認識した。その後、同じ寮に入居することになるが最初の半年はあまり交流しておらず顔見知り程度であった。しかし、半年後から急激に交流が増え、お互いが腐女子であることを

    • 感情と思考にまつわる話

      生きている以上、人間はさまざまな感情と思考を持つ。怒りや悲しみなどの所謂マイナスな感情、楽しみや幸せなどの所謂プラスな感情、どちらにも分類できない感情、そしてそれらの連続でできる思考。 人間はこれらに支配されがちであるが、実はこれらには食品と同じように「賞味期限」が存在する。 時間を置けばカビが生えてしまうのとおんなじように、感情や思考も曇っていく。いずれは氷が溶けるように、花が朽ちるように、それがあった形跡すらなくなってしまう。 あらゆる成長するもの、大きくなるものに

      • 大学時代の友人の話その1

        今回の題材は「大学時代の友人」の話。 まず1人目は卒業研究の共同研究者。 同じ大学の同じ学部に入学。1年生時は同じ寮に在籍し、同じ課外活動を行い、同じ教職過程を履修するが俗に言う「適当に話すくらいはできる」くらいの仲だった。しかし3年の後期、同じ研究室のメンバーかつ同じ臨地実習先となることをきっかけに「大学内でのすべての活動」を共にすることになり、関係性は一気に深まった。その後も同じテーマの研究に「2人で」取り組むこと、バイト先が同じになることによって、「生活のほぼすべて

        • 生い立ちについて

          1998年、春の終わり、日本の真ん中あたりに生まれる。本当は初夏に生まれる予定だったため、名前に夏が入っている。保育園年長時に引っ越しをした時に仲良くなった幼馴染以外と関係を築くのが下手すぎて友達の少ない小中学生時代を過ごす。オタク趣味は幼馴染の影響で、このときから「染まりやすく飽きやすい」性質があった。運動は特に何もできない(足だけは速い)が、勉学に関しては大体そつなくこなせていた(ただし高校で挫折)。今も「新しい知識の習得」をすることが好き。「かわいいから」という理由でパ

          "生"に対して感じる嫌悪について

          世界はどうやってできたのか、人間として、一個体として生き、死んだ先には何があるのか。そんな答えのない問いを物心つかない時からずっとしてきた。 たくさんの学問について知見を得る度に、醜さもひっくるめて世界は美しいと思うようになった一方、その先に何があるとも知らず、ただその場の流れで、何となくで繋がれていく生。育まれていく命。その(今のところ)絶えない流れの中の一雫が私だということを実感する度に、「生まれてこれてよかった」という感情が沸き立つときもあれば、「生まれてこなければこ

          "生"に対して感じる嫌悪について

          環境の「温度」について

          筆者の職場は、いつもギスギスしている。  温度で表すならば、冷たい、と形容することができる。 偉そうな、傲慢な態度を取る人間が上に立つと、職場の人間にも態度や口調、雰囲気が移る。 大学生時代、同じような学問に興味を持ち、互いの志を尊重できる、家族よりも共に時間を過ごしていた友人たちは、皆やわらかくあたたかい思考をもっている。わたし自身の人生を愛しく思えるきっかけになった、世界中に自慢して回りたいほどの素敵な存在である。 厳しさも愛かもしれないけれど、やさしさだって愛だ

          環境の「温度」について

          両親について

          筆者の家庭は、父、母、ふたつ下の妹、そしてわたしどこにでもあるようなありふれた家族。両親の両親、祖父母もまだまだ健在で関係良好な「ありがたいほど恵まれている」家系である。 父は車屋の営業をしている。幼い頃わたしは保育園でブロックでつくった電話をもち「何色の車が売れたのか」を聞いていた。それくらい前からずっと同じ会社で働いている。深夜2時に帰宅するような時期もあったが、わたしのピアノの発表会はちゃんと見にきてくれた。父の日に送った安いTシャツをまだ着ているし、わたしが大学受験

          両親について

          ベランダ飲酒のすゝめ

          ここでいう「ベランダ飲酒」とは、読んだそのままベランダでの飲酒行為を示す。筆者の最近のマイブームを言葉にした、ただの造語である。 正直ベランダでなくてもお酒は美味しく飲める。(酒好きであれば) ならばどうして「ベランダ」での飲酒がそんなに魅力的なのか。 答えは単純明快で、「地上を見下ろす形」で「自分だけの世界に浸ることができるから」である。 狭いベランダの一角で、深夜になっても蠢く人々の様子をぼーっと眺めていると、自分も他者もそのたったほんのすこしの一部であるというこ

          ベランダ飲酒のすゝめ

          「筆跡」と「言葉選び」についての考察

          手書きの筆跡や言葉選びは、人によって千差万別で似ている似ていないはあれど同じものはひとつしてない。育てられてきた、生きてきた中で様々な影響を受けながら構築されるもの、即ち「本人の分身」のようなもの、その人の為人を表す大切な要素だと思う。 力加減や払い方の癖、まるっこかったり角ばっていたり、小さかったり大きかったり。 記録物1つにしても丁寧に自分の言葉で書いているか、ただ適当に周りの人のコピーのようなことを書いているかは一目瞭然である。 怖くて近寄り難いな、と思う人でも、

          「筆跡」と「言葉選び」についての考察

          "あおいろ"についての考察

          「あおいろ」と聞くと、真っ先に思い浮かべるのは何だろうか。空、海、地球、水、ラムネなどいろんなものが連想される色だと思う。 敢えて「あおいろ」と表記したのは、漢字にすると、青、蒼、碧、みっつの書き方をすること、空色、水色、など物に準えた書き方、読み方をすることがある「色」だからである。 さまざまな見え方をするこの色は、生活のあちこちに存在し、身近であるように感じる人が多くを占めるのではないか、と思う。 しかし連想される殆どの「あおいろ」は、実は実体のないものである。

          "あおいろ"についての考察

          このノートについて、自己紹介

          日常で瞳に映ったものや過去の記憶をつらつらと言語化したようなものを主に投稿します。 Profile 23歳。 こころがときめくかわいいもの、きれいなものが好き。他の人は多分気にも留めないことに感動する。 幼い時から言葉が好き。ポエマーだと揶揄されることがあったりなかったり。ゲームの攻略本は隅から隅まで読むタイプ。たくさんの意味や響きを持つ言葉に、人によって独自の解釈が加えられる短歌の奥深さに興味津々。 新しい知識を手に入れることが好き。中学生までは概ね典型的な「百点

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