SOYJOY isn't SO enJOYable (for me).
SOYJOYが嫌い。なんならアスパラガスより全然嫌いである。
何が嫌いかといわれると、味?におい?食感?
とにかく食べると、頭が痛くなるような感覚がしてくる。
始めに断っておくが、なにも大塚製薬さんを悪く言いたいわけではなく、カロリーメイトやソイカラは大好きである。
では、いつから嫌いだったのだろうか。
よーく記憶をたどっていくと、どうやら小学校低学年くらいまでは何とも思っていなかったようである。むしろ、スーパーのレジ横に売られているそれを見て、どれが一番おいしいかな、などと想像を膨らませていた。
想像を膨らませていた。
なるほど、もしかしたらこの時点ではSOYJOYを食べたこと自体、あまりなかったのかもしれない。
「どれがおいしいかな」なんて想像は、今だって時々してしまうくらいだから、それがSOYJOYだろうとなんだろうと、私の癖なのだと思う。
ではもう少し記憶を最近のものにしてみよう。
すると、ターニングポイントになりそうな地点が見つかった。
小学校5年生くらいだったか、富士山に登ったときだ。
8合目あたりに到達し、今日はもう宿で休むだけとなったとき、母がイチゴ味のSOYJOYを渡してくれた。
たぶん軽く高山病だったのだろう。
食べる直前までは本当においしそうに見えていたのに、びっくりするほど不味く感じてしまった。
そのときに食べきったか残したかは定かではないが、それ以降、SOYJOYを食べると、あの時と同じような頭痛に見舞われる。
そんなわけだから進んで食べるような真似はしないのだが、トラップというのは突然ひょっこり現れる。
大学1年生の春、短い留学に行った時のことだ。
その週末は、ホストマザーの友人とハイキングに行くことになっており、前日にマザーとスーパーに携帯食を買いに行った。
そこでチョコバーらしきものを購入したのだが、ところがどっこい、これがSOYJOYのお仲間だった。
自分の嫌いなものさえ回避できない英語力の低さに悲しくなった。
調子に乗ってタイトルを英語にしたけれど、これだって間違えていやしないか不安である。