思いつかない

note創作大賞に応募したくて、原作を考えているのだけども、一向に思いつかない。
くだらないことは、いくらでも頭に浮かぶのに物語に起こそうとすると手が止まる。てか文章がダサくなる。

なぜだ。

昔からお笑いとか漫画とか音楽とかクリエイティブなものが好きなのだけども、それは自分にクリエイティブ性がないからだ。
人は自分に無いものに興味を持ってしまう。
学生の頃仲の良かった人は、みんな変わっていた。今付き合ってる彼女も同様だ。

僕の周りにはセンスのある奴が多い。
彼らは光り輝いているように僕には見える。

僕はただそのセンスで輝いてる奴らに魅せられて引き寄せられた虫みたいなものだ。ただ影響を受けているだけの。

なんか、最近そういう読み切りがジャンプであったな、そーいえば。個人的にめっちゃ刺さりまくったけど、あれ連載してくれないのだろうか。

余談はさておき、7/23締切の創作大賞用の原作が思いつかない。いやもう向いていないということで諦めたら良いんじゃないかって話なんだけども、なんかは出したい!って考えてしまう。
僅かでも可能性を信じたくて。

運動神経はないし、音痴だし、芸術のセンスもない。

それでも、辞めなければ可能性はある。
続けていれば失敗はない。

そんな成功者の戯言を信じたいと思っている自分がいる。

宇宙兄弟の日々人なら
「それが夢ってもんだろ」
とか言うのだろうか。

漫画で言ってたのは
「簡単に諦め切れるなら夢じゃないだろ」
みたいなセリフだったと思うけど。

高校生の頃に高校の図書館で読んだだけなのに、なんやかんや覚えているものだ。
誰とも関わりたくなくて、毎日昼休みに1人で宇宙兄弟を読んでいた。
すぐ目の前に迫っている"大人"に不安を抱えながら、それでも何かを得たくて。
その頃は夢なんて叶わないと諦めていた。だから夢を追う六太がカッコよく思えた。自分はそうはなれないと思っていたから。


あれから10年。

もう10年。

まだ10年。


どうとでも捉えられる。
10年が長いのか短いのか、それは分からない。
ただ、10年経ったから今の自分のやることが変わるわけじゃない。

今日も描く。
それで良いや。


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