かわいい妹とお別れした日
今朝、実家の愛犬、いや、大切な妹が天国に旅立ちました。
写真は元気なときの写真。かわいいでしょ?背景汚いけど。。
名前はモモ。わたしはもーたんと呼んでいました。アメリカンコッカスパニエルの女の子です。
その前に飼っていたころすけが亡くなって、犬が苦手なお母さんが選んで飼った子でした。
ペットショップでは大人しくてこの子に決めたと言っていたのに、初めて会った日、ゲージからわたしに向かって飛び出してきたことは忘れられません。
新しいおうちに来てすぐ1人っきりにされてたから、それもあったかもしれない。お母さんからの写真が送られてきて、わたしはうれしくて飛んで帰ったからよく覚えてる。すごく風が強い日でした。
名前は、弟がつけた。
前の日にまろんにしようって言ってたのに朝起きたら「なんかモモって感じ」と弟が言って呆気なくモモに変わりました。でも、今はモモにしか思えないんですけどね。
もーたんは14年と半年生きました。
アメリカンコッカの中では割と長生きなようです。
顔もこの犬種にしては丸顔で、かわいくて、元気で、甘えんぼの我が家の末っ子でした。
食いしん坊で、誰かが何かを食べるとは寄ってきて催促したり、小さい頃はチューパスとか言ってわたしが咥えた食べ物をがぶって食べにきたりしてました。これあんまよくないらしいですが。
帰ると必ず抱っこして!って来るのがお決まりで、そのくせ抱っこするとすぐ下ろして!ってしてくる。あれは儀式?おかえり!っていう代わりだったのかな。
家にひとりでいるときは、いつも玄関に寝そべって誰かが帰ってくるのを待っている、寂しがり屋でもありました。
本当に本当にかわいくて、だいすきな妹。
今家の中のどこにもいないのに、どこにだってもーたんの気配を感じて涙が止まりません。
ソファに座れば、抱っこしたときの重みや太ももに乗せてきた顎の重み、撫でたときの毛の感触を思い出せるし、
ベッドに横たわればぴったり横にくるのになぜかお尻を顔の方に向けてくるのを思い出します。
やたら口の周りを舐めてきたり、立ってるとわざと足を踏んできたり、時々出るため息とか、なんかみそ汁みたいな匂いとか、何でも思い出せる。
使ったティッシュをその辺に置いとくと噛むから高いところのゴミ箱に入れなきゃいけないのをつい気にしたりして。
なのに、もーたんはどこにもいない。
火葬場に行くとき、手紙を書いて入れました。
字なんてもちろん読めないけど、心の中で読みながら書いたからたぶん大丈夫だと思います。
先に向こうに行ってるころにも。もーたんをよろしくと伝えました。お墓参りに行ったときも伝えたので、きっとふたりは虹の橋のところで、わたしのことを待っていてくれると思います。
虹の橋のたもとは、きれいなお花が咲いていて、病気や怪我なんか全部治った元気な姿でいられるそうなので、ふたりとも走り回ったりしてるのかな?
すいかとかきゅうりが好きだったから、そういうのも食べられるといいな。
最後にお別れするとき、ママが言った「また生まれてくるんだよ」ってことば、わたしも思ってるよ。待ってるからね、もーたん。
もーたん、14年間ありがとう。
癒しと楽しさと幸せとたくさんの喜びをありがとう。
本当にだいすきだよ、かわいいかわいいわたしの妹。
虹の橋で待っててね。
必ず迎えに行くからね。