12/13 ボカコレを終えて。

・午後2時起床。ルーティーン:26分。
・ご飯、いちごチョコパン
・だらだら。
・アンロックをTiktokにも投稿。
・夜ご飯、父の誕生日で寿司。
・風呂。
・だらだらボカコレの閉幕を見届ける。

The Vocaloid Collection 2020、終了しました。
ものすごい盛り上がりでした。

恐らく普通に学校行ったり仕事行ったりしてるであろう人たちが、その生活の中で感じた何かを創造力に変えたり、その中で培われた感性を使ったりして、音や言葉を並べて絵を描く。
それがこのイベントでみんな一つになって共有し合う。
形として生み出された自分の感性を、自分の世界を、リアルタイムでどこかで誰かが時間を割いて味わってくれて、感想を送ってくれる。

やっぱ、ボカロっていいな。

本来は、それだけで十分なはず。

けど俺は、それをさらっと言えるほど、出来た人間じゃなかった。

俺の中にあるのは、競争とか戦略とか、得とか……そんなのばかり。

それも仕方ないんだけどね。


昨夜はなんだかかなりナイーヴになってしまった。

本当はお金がもらえなくても良かったし、ランキングに乗れなくても良かった。
ただ、俺という存在を、たくさんの人に知らしめたかった。それだけ。
けど、それを確かめるための方法が数字という代物しかなくて。
今回の作品には結構な自信があっただけに、期待しすぎてしまったか、理想が高すぎたか……Jkで上げた曲とさほど伸び方が変わらないのが、なんかすごく悲しくて。

多くのリスナーの目を奪ったランク上位の人気Pたちに、一ヶ所に集まるリスナー、ルーキーの定義を決めた運営……自分の不満をどこにぶつけるたらいいのか、探してしまった。
日記に長々と不満を書き殴り、寝るまでに書ききれなくて下書きで保存した。
再び前へ進むには、気持ちを吐き出さずしては難しいから。
俺は心がまだ幼い。

けど、もうどんな結果でも受け入れる、と先日書いたばかり。
Jk名義の活動でも散々似たようなことを愚痴った。

もうすでに知ってる痛みだ。
だから愚痴を公開するのはやめた。自己完結で十分。
学んだことだってたくさんある。
この結果が俺に何を教えてくれるのか、それが重要。


俺の曲と、ランキング入りする曲たちとは何が違うのか。聴いた中から傾向としてわかったことがある。
「チルいもの」「不気味さ・不穏さを含んだもの」「とにかくハイクオリティーで緻密に練られたもの」「ユーモアに振ったもの」……これらは多分人気を得やすいんだと。
ユーモアに関しては祭りだからこそ映えるものだろうね。
そのどれも、俺の作品にはない要素だった。俺なりには自分の世界観をしっかり表現したつもりだったのだが……それは人気Pたちに靡くリスナーたちを振り向かせるほどのものではなかったらしい。

12日の深夜、自分の動画説明文に「欠点あればコメントで教えてください」と追記したら、優しいリスナーさんたちが本当に指摘してくれた。
それも結構専門的でハイレベルなご指摘。ありがたい。
自分で反省する点もあれば、聴いた人が気になる点もやっぱりあるんだ。
単純に曲が洗練されきっていないのも一つの敗因なんだろうな。
精進します。


別に、勝ち負けがイベントの本質ではないことは知ってる。
けど俺がそれに勝ち負けの姿勢で向かっていった時点で、俺の中では勝負だった。
それでいいような気がする。

正直、俺には「ボカロが好き」なんて言える資格はないかも知れない。
その資格が持てるようになるまでは、多分、ずっと“勝負”しなきゃいけないだろうな。

けど、元々歌に興味が向いて始めたこと。100曲以上のボカロ曲を聴いて魅力的だなと感じたこと。
そこに嘘はないのだから。

きっと俺は間違ってないよな。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?