【ひとりごと】空
今日は夕焼けがとても綺麗だった
帰り道、
美しいグラデーションになった空を見上げて
ふと思った
最近、空を撮れていない
見上げた空が美しかったら
何も考えずに高台まで走って
沈んでいく太陽に想いを馳せながら
夢中でシャッターを切る
そんなことを
最近していない
自分が空を見上げるときは
心に余裕がないときが多い気がする
そんなときに見える空は
何故だか特別美しく見える
一日が終わる 切ない時間なのも相まって
心が微かに震えるような感覚を覚える
空を撮りたい
美しい夕焼けを見るたび
美しい夕焼けを撮るたびに 思う
私の原点は
きっと【空】なのだろう、と
無我夢中でシャッターを切れて
ただ「撮りたい」という思いだけで撮れる
こうあるべきだとか
どうすれば綺麗に映るかだとか
余計なことを考えず
ただひたすらに 撮りたいように撮れる
目の前の美しい景色を
小さな枠に何とかそのまま収めようと
何より心を込めてシャッターを切れる
私にとって 空というのは
それほどの存在なのです
私の写真の原点とも言えるのです
無心で坂を登って夕焼けを撮りたい
と、
相変わらずそんな
切なげな想いを馳せながら空を見上げた
今日の黄昏時でした🌅