挫折した動くLINEスタンプ作りに再挑戦した記録(1/2)
こんにちは、あめだまほっぺです。
2018年の12月からLINE絵文字を描き始め、LINEスタンプ(静止画)も描き、今ではLINE絵文字11個とLINEスタンプ23個を販売中の私ですが、動くLINEスタンプ(アニメーションスタンプ)を販売したことがありませんでした。なぜなら、一度は挑戦はしたものの挫折したからです。
一度諦めた動くLINEスタンプに再挑戦し、結果的に世に送り出せたことが嬉しかったので、ここにその過程を記録します。これから始めたい人が躓かないように、同じように挫折した人がまたやりたいと思ったときの力になれますように、そして自分の備忘録としてこの記事が役立ちますように。
動くスタンプを作ろうと思ったきっかけ
挫折前と挫折後、どちらも共通する制作のきっかけは自分のキャラクターが動くところを見たいという思いからでした。頭の中で思い浮かぶ、自分のキャラクターが動く様子をどうにかして形にしたい、そしてできれば多くの方に見てもらいたいと絵を描きながら思っていました。
私は、今でこそ毎日のようにTwitterやInstagramへイラストを投稿していますがここ1ヶ月くらいの話で、それまではほぼ毎月LINEスタンプや絵文字を発売するような生活を送っていました。私にとってLINEスタンプは、自分の描いた絵が直接誰かの目に触れて、愛してもらえる機会を作ってくれるだったのです。だからこそ、自分のキャラクターが動くのをLINEスタンプとして世に送り出したい気持ちがありました。
制作の流れ
私は、以下のような流れでLINEスタンプを作っています。私は通常、LINEスタンプ40個1セットで販売しているので、40回以上繰り返す作業となります。
アイディア出し(この時点から文字ではなくイラスト)
↓
下書き
↓
清書
↓
色付け
↓
塗り忘れチェックや細かな修正
↓
ファイルの生成
↓
アップロード
↓
完成
これが動くLINEスタンプになると、下書きと動きの確認の作業ボリュームが圧倒的に増えます。
アイディア出し
↓
下書き
↓
動きの確認(★)…下書き⇔動きの確認の繰り返し
↓
清書
↓
動きの確認(★)
↓
色付け
↓
塗り忘れチェックや細かな修正
↓
各画像ファイルの生成
↓
アニメーションファイルの生成
↓
アップロード
下書きと動きの確認の量が増えるのは、少ない枚数で大まかな動きを確認してから、細かな間の動きを書き足していくという手順で進めているためです。ご参考までにひとつの下書きを作るまでの過程を掲載します。
お尻を振る:画像2枚
お尻を降って振り向く:画像4枚(内1枚の画像を使いまわし)
お尻を降って振り向く:画像16枚(内6枚の画像を使いまわし)
これを繰り返します。1日中、下書きと動きの確認をして過ごす日もありましたが、それでも納得できなかったものがあり、何も生み出せない日にもどかしさを感じていました。
挫折を乗り越えられた理由
一度挫折したときは、清書・色付けしてアニメーションのファイルを生成することまでできました。しかし、なぜかそのファイルを登録しようとするとエラーになってしまうのです。今思えば、拡張子(.png)が同じだったけれど、実はファイル形式が異なっていたのが原因ではないかと思っています。今回は根気よく調べ、解決するまで対処したことで結果、問題なくフォーマット通りのスタンプを作ることができました。一度挫折したことを乗り越えると自分の自信になるんですね。向き合ってみてよかったです。
また、Adobe Illustratorを勉強する関係で、Adobeのソフトが手に入り、作業環境がぐんとよくなったことと応援してくれる方々がいたおかげで再挑戦することができました。
動くLINEスタンプを作ると、一日の初めにTwitterやInstagram、友達へ宣言をします。出てきたアイディアや作っていく過程(先程のアニメーションの過程など)を続けてTwitterやInstagramにアップロード、友達にも送ります。そうするとかわいい!すごい!などと反応してくれるんです。なんとまあ、優しい世界です。そんな言葉を聞くとさらに頑張れちゃいますよね。その繰り返しでなんとか完成させることができました。
次回の内容
長くなってしまったので、この記録の続きを別の記事として投稿します。
使用したアプリや細かな手順をまとめますので、参考になれば嬉しいです。LINEスタンプを作らない方も、こんな風に作ってるのかと楽しんでもらえるかと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回制作した、動くLINEスタンプはこちらです。
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