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新入社員は社内インプレッションを最大化せよ

これを書くにあたって

転職をすることとなりまして、いち新入社員として自戒を込めて書いています。

現職では古参(在籍8年目、50人中10番目の古さ)ゆえ、新卒/中途入社問わず新入社員の方や社歴のまだ浅い方からレビューを求められる機会がよくありました。

そんな時に必ずお伝えしていたアドバイスを書き殴っておきます。

存在すら認識されにくい現代の職場環境

リモートワークが当たり前の世界になりました。フルフルの会社もあれば、週X回出社目安といったハイブリッド運用も見られます。

私も7年前の現職への転職を機に、リモートワーク人生が始まりました。当時はクライアント様がオフィス出社のため、私も基本は自社オフィスにいたりクライアント様への訪問前後でカフェ利用したりとハイブリッドでした。

入社当時はオフィス行っても部署の人が誰もおらず、どうしたもんかと戸惑ったのを今でも覚えています。
コロナ禍を経て世の中がリモートワークとなり、そこから私も完全に在宅勤務へシフトしました。

社内のコミュニケーションは基本的にslackやChatworkでテキストベース、必要に応じてweb会議です。
必要に応じたコミュニケーションになるため、五感で社内のメンバーを捉えることが不可能です。

業務的に関わりのないメンバーとは当然やりとりが生まれず、いつしか存在すら認識できなくなりました。

新入社員にリモート環境はしんどい

しんどいと思います。当時ハイブリッド環境の自分も、戸惑いました。

存在が認識されないと、仕事が発生しても想起されません。成果を出す機会が回ってきません。放っておくと悪循環が起きるのは容易に想像できます。

この問題に対して企業側は何かと対策を講じると思いますが、社員側もサバイブする努力は必要で、それが記事タイトルの通り「社内インプレッションを最大化しよう!!」です。

社内インプレッションを最大化する方法

SNSマーケ支援に従事してたので、それをアナロジーに見立てています。こう書くと「いかにバズれるか」と思われますが、SNSマーケ同様、最大瞬間風速を追うのは本質的ではありません。

SNS投稿の頻度を高めたり、一つひとつの投稿の視認性を高める。届けたい相手や集団が関心を強く寄せている話題を知り、乗っかる。誰かの投稿にいいねする。コメントで絡む。理解してもらえるようプロフィールを端的かつ充実させる。

こういったSNSにおける地道な行為を、社内でもアナロジーに行おうよってのが本旨となります。

  • web会議では必ず顔を出す

  • 会議のメインスピーカーでなければ、チャット欄でガヤ芸人をする

  • 誰かの社内ドキュメントには感想や意見などのコメントを残す

  • slackでの他者の発言にはスタンプを押す

  • 事例共有、感謝、フリートークなどのチャンネルには意識的に発言する

  • 勇気を出してDMしたり1on1を入れてみる

  • 新入社員ならではの新鮮な視点から見える会社の印象をありのままの言葉で社内ドキュメント化してみる

  • キャッチアップで物色した社内資料は、見たものは古くても掘り起こして感想をシェアする

  • 誰かに自分の行いを評価・社内共有されたら、ここぞとばかりに図々しく目立つ

  • 自己紹介資料をさぼらず注力して仕上げる

成果で目立つ以前に、成果を出すチャンスが回ってくるように仕向ける必要があり、それが社内インプレッションを最大化して想起されることです。

いくらでも方法は出てくると思いますので、読まれた方で「これも大事!」って行為があればぜひシェアお願いします!

社会関係資本の強さが、その企業の強さを下支えする

個人でなんとかなる仕事って、なかなか無いかなと思います。誰かを巻き込んだり、うまく連携しないと進まない。

また社内の知的資本が生まれても、それが流通するかはいかに人と人との関係性が網目状に張り巡らされているか次第です。

新入社員がサバイブする意味でも、組織力をより高める意味でも、社内の社会関係資本がいかに築かれているかの視点と行動は重要です。

それは企業としての工夫だけでなく、個々が社内インプレッションを最大化する行動によって、爆発的に伸びていくものと思って書きました!!

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