国民ツッコミ化現象

note第2回！だいぶ時間経ちましたね。
2年か… よくログインできたわ。

この時間で僕はアラサーからノンアラサーになりました。
そんな記念すべき今回は「国民ツッコミ化現象」についてお話しします。
気になっていただいた方

もしよろしければ自己紹介の記事読んでどんなやつが書いてるか見てみてください🙇‍♂️

「国民ツッコミ化現象」の内容をお話しする土台として
まずは私が今のコミュニケーションに関して思ったことを
ここに綴りたいと思います。

私は今のようにソーシャルディスタンスが叫ばれる前
周りの人の会話を聞くのがすごく好きでした。
SNS見てても「人間観察が趣味です」みたいな人結構居ますよね。
（気持ち悪がる方もいるでしょうが、、、）
私の場合仕事につながることを少しだけ期待しつつ
どんなモノが今流行っているのか、注目されているのかの答え合わせのような時間だったんです。

若者が集まるマクドナルドや渋谷の旧東急前なんて
徐々におじさん化が進む僕にとっての最高の環境でした。
面白いと思った映画、流行っていると思ったサービス
これからブレイクすると予想している俳優や女優が本当に世間（若者）に刺さっているのか。
そのリアクションが自然と頂けるベストプレイスでした。
（これはいまや昔。ソーシャルディスタンス社会だし、アクリル板越しだと会話が聞こえにくいですよね。寂しい。）

タイトルとすり合わせて
感の良い方はもう僕の言いたいことに気付いた人もいるかもしれませんね。

さて、では本題に。
これから綴るのは、
そんな会話に注目していた私の意見です。

以下のコミュニケーションみなさんも聞いたことがあるかもしれません。

①みてこの動画かわいいー！
②この商品安いっ！
③このあいだの〇〇の演技ヤバくなかった？w

こんな会話増えてませんか…?
少なくとも僕の中の統計でいうと上記3種は急速に増えてます。
昔と比べて前の会話の性格を鑑みての話題の展開はないです。
今のコミュニケーションを比喩するならば、リアクションの連続といったところでしょうか。
ここでタイトルに戻りますが
起こった事象に対してのツッコミ（感想）がほとんどを占める状態
すなわち
国民ツッコミ化現象が進行していると考えます。

例えばディズニーランドで120分待ちのカップルをみるとそれは顕著です。
スマホからの情報へのツッコミではない雑談をしているカップルが
何組いるでしょうか。
相手の顔みて話してあげてーって思ってますw
（ディズニーアプリで待ち時間を見つつその日の計画を立ててる人は例外！ごめんね！）

こんな会話に対して僕が抱くもの。
それはコミュニケーションの陳腐化に対する畏れの感情です。

面白いアイディアは大抵雑談から生まれます。
新しい発想も雑談の中でブラッシュアップされていくことが多いです。
コミュニケーション力が無いと
0を１にするのも1を10にするのも大変なんです。
一部の天才は自分の気持ちを音楽や絵、文筆や発明で表現します。
僕を含めたそうでは無い、多くの人々は社会生活で
コミュニケーションを介してそれを行わなければなりません。
だからこそ陳腐なコミュニケーションに畏れを感じてしまいます。

そしてコミュニケーションの大黒柱である雑談は
凪の状態の水面に石を投げて波紋を描くことからスタートします。
会話の軸となるものを相手に投げかける行為のこと
俗にトークテーマと言われるものですね。
そのトークテーマの軸を外的要因に求めることで、
自ずと雑談力が育ちにくい環境を作ってしまうのでしょう。

スマホには驚きのニュースや大好きな人の情報まで
全てが詰まってますからね。
そっちに興味が傾く理由もわかります。

ここで少しだけ違う角度からのお話
noteをはじめ誰でも簡単に発信できるサービスが発達した今
発信される側と受け取る側の二極化が速さで進行しています。
私の目ではもう追いきれません。

僕が日常に消費している凡百のコンテンツの作者は
もしかしたら取引先の担当者かもしれません。
高校の部活の後輩かもしれませんし、親という可能性も…^^;

そんな世の中でコミュニケーション力、会話力を失うということは
自ら消費者側へ足を踏み入れる、雑踏に溶け込ませている行為です。

国民ツッコミ化現象は怖いですね〜

さて、怖い怖いと言っても明日はきます。

次の日を告げる太陽が昇る前に
僕から改善策を1つ提案します！
それは「ボケになること」
実はこの解決策が書きたくて「ツッコミ」という単語を使いましたw

ボケとは会話の波紋を描く行為、
つまりトークテーマを準備する行為です。

昨日食べたご飯の中身、これから頑張ろうと思う趣味の話、少し抜けた親族の失敗談、好きなアイドルの話
なんでもいいんです。
余力があれば話の最後に「〇〇さんにもこんな経験ない？」この言葉をつけてあげましょう。
自発的に波紋を描き続けることで、その場を仕切るコミュニケーション力が身につきます。

そして、そのコミュニケーションは

・お前がいると飲み会が楽しいな
・〇〇さんがいると仕事がうまく回る
・◇◇ちゃんママがいると明るくなるね

などなど人からの評価に繋がります。

国民ツッコミ化現象なんてつまらない!!
みなさん今年は1日1回ボケてみてはいかがでしょうか。

正月食べた1番美味しいものとか…
簡単で素敵なボケですよ😊

ではではまた近いうちに。