もーうわかりません!!!
焦ってなんかおりません。
たとえ1週間後に一次試験があったとしても。
生き急いでなんかおりません。
たとえ今月末までに提出する研究計画を1ミリも練っていなくとも。
・・・・・
嘘です。
焦っていないように見せているだけで、本当は色々考えすぎて疲弊しております。
私という人間は、なかなかに小心者でありまして、騙し騙し隠しているこの「焦り」に日常生活で遭遇すると、途端にナイーブな気持ちになってしまいます。
先日、高校生の妹と電話をしました。
文理選択やら進学やら高校生ならではの話題になった際に、ふと彼女は尤もらしく言いました。
「結局さ、焦らないでたどり着いたところが本当の目的地だったりするんだよね。」
はあ〜、
ついこの前生まれたばかりだと思った6つも下の彼女ですが、気づけばこんな大層なことを言えるようになったのかと、彼女の成長に感心半分、そのやや達観した人生観に脱帽半分という気持ちになりました。
「なるほどね。焦ってもいいことないわね。」なんて返しながら、彼女の言葉があたかも自分に向けられているような気がして肝が冷えました。
また別の日。
研究室でダラダラと勉強をしていると、ゼミ仲間の1人がやって来ました。
就活とか院試とか他愛もない近況報告をしている中で、一次試験が近いという話をしました。そしたら彼は、
「なんかあんまり焦ってないよね。落ち着いててそんな風に見えない」
と言ってきました。
はあ〜、
確かにそんなに焦っている風には見えなかったと思います。なんだかもう「一心不乱」みたくなれない自分自身に焦って、ムカついて、悩んで、そんなことを繰り返しているうちに「無」になってしまったのが今の私です。
「なんか色々考えすぎて、あんまりそーゆう感じじゃないんだよねー」なんて適当に笑って誤魔化しました。
たまたま街中の神社の前を通ったのでお参りをしました。
賽銭箱のそばにおみくじがあったので引きました。
結果は「末吉」おみくじは和歌が肝心と言いますが、書かれていたのは高市皇子の和歌。
この和歌は、高市皇子が異母妹の十市皇女が亡くなった際に詠んだものだそうです。
「妹を蘇らせたいけど、そのための水を汲みに行けない」という、焦りやもどかしい気持ちを詠んだ一首。
それぞれの項目にも「焦りは禁物」「待てば叶う」というようなことが書かれていました。
はあ〜、
神様にまで「焦るな」って言われちゃったよ。「待てば叶う」ってなんやねん!
今の自分が焦っているのか、はたまた疲弊して「無」なのか、もうよく分からないところに「焦るな」って......
もうどーしたらいいのか分かりません!!!
色んなものに図星をつかれて、なかなかに「くる」日々に泣かされそうになりますが.........
もーうとりあえず気が向いたことだけやります!
自暴自棄かもしれないけどもーうそれでいい!爆
ではおやすみなさい。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回はいつもとちょっと違う文体で書いてみました。
「です・ます」調で書くと、なんだか少しお手紙のような、語りかけるような、文体が柔らかくなるような気がします。
次の記事はどんな風に書くか分かりませんが、ちょっと書き方を模索しようかなと思います。