1965年のクリスマスタイム / b-flower 〜 Paint My Soul

「 赤い屋根の街
丘のオリーブに注ぐ太陽の光

夢で見た地図を砂に描いたら
聖なる感じで 僕らは誓う

楽しい話をしようよ
遠い日の Fairy Tale
あんずのクラフティを焼く
おばあちゃんにメリー·クリスマス

そうなればいいと どこかで思う …」


1999/12/17 agent con-cipio レーベルより発売
b-flower 名義のミニアルバム
※『 Paint My Soul 』3曲目

※岡部亘さんボーカル/作曲の別ユニット『Humming Toad』の好評により)
60年代ポップの企画としてのリリース
(b-flower ベストアルバムのヒストリーブックより)

b-flower:
八野英史 (vo,ag,eg,cho)
岡部亘 (dr,ag,eg,key,cho etc)
宮大 (ba,cho)

※このアルバムは鈴木浩さん(g) 不参加
中の歌詞カードの写真も3人のみ※

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(※2024/12/22追記※)
途中 八野さんの囁く様な長い まるで
サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』の
ホールデンの様に シニカルでナイーブな
ポエトリーリーディングが入り
(歌詞カードを見ないと聴き取れない程の
囁き声で)

子供の頃のクリスマスイブの想い出
(もしくは想像?)が ひっそりと語られ
幻想的な雰囲気が漂います

「ヒイラギの葉 そしてその赤い実
キッチンを充たす焦げた小麦粉と
バタークリームの香り
夜の間に配られるであろうオモチャ
(おそらくはブリキの消防車)
について想いをめぐらせながら
ベッドに入ると
眠りは夢と現実の境界線を漂い
明日の朝には「バカみたい」
と思うに違いない物語を上映し始める

赤い屋根の街 丘を白く塗りかえてゆく雪
誰もいない真夜中
回り続ける追憶のメリーゴーランド …」


毎年 クリスマス時期になると
『 蛍 』と共に
ヘビーローテーションする名曲です…🎄

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