エジプト6日間ひとり旅日記/カイロ/ギザ
2025年1月のエジプト6日間ひとり旅まとめ1本目
お仕事で書いている小説で砂漠のシーンがあるので、人生3回目の海外はエジプトへ、の旅の記録です。記事は複数に分けます!
日本から15〜6時間くらい(乗り継ぎ込み)、アラビア語、お金はエジプトポンドの国です。
カイロ
カイロ国際空港に到着して、そのままカイロ近郊の観光へ。
カイロはすごい交通量で、片側4車線の道路なども混んでいて、そんなところからも生命力に溢れた賑やかさを感じました!
ムハンマド・アリー・モスク/カイロ
最初はかつてエジプトを支配していたムハンマド・アリーのモスク。このモスクは要塞の中に建っていました。
ムハンマド・アリーはトルコ出身で、そのためエジプトにあるこのモスクもトルコ様式なのだそうです。
美しい
1月のエジプトは、朝晩は東京と同じくらい冷えます。
あらかじめそう読んだのでそのつもりでしたが、日中もとても涼しくて、日本の春よりは秋に近い印象を受けました。
半袖だと寒いので、私は昼間でも長袖の上着が必要でした。
モスクの門を潜ってすぐにある、体を清める場
犬
エジプトに着いて最初に驚いたのは、街のあちこちに犬がたくさんいることでした! 本当にいっぱいの犬祭りです。
エジプトの街には猫が多い、と聞いていたのですが、私が見た範囲では猫の100倍は犬が寝ていました。
子犬がコロッコロで、私は念のため触らず見ているだけでしたが、通りすがりの観光客に永遠に抱き上げられていました。
現地の方が教えてくださったところによると、お耳にタグがついている犬は、『町として飼っている犬』という扱いだそうです。
予防接種などを実施している印として、このタグがつくのだそう。
ハン・ハリーリ・バザール(市場)/カイロ
カイロ最大のバザールであるハン・ハリーリへ!
強い活気に溢れていて、店頭もあちこち煌びやかです。
エジプト土産が前面に並んでいるお店が多かったのですが、観光客も地元の方もたくさん居た印象。
日本語で話し掛けてくれる現地の方がすごく多くて、私もすぐにアラビア語のありがとうを言えるようになりました。嬉しい。
ハン・ハリーリ市場の水煙草(シーシャ)のお店! 私は煙草を吸わないので、ニコチンが無いシーシャがあるか教えてもらい、林檎の香りの水煙草を体験してきました。
ニコチンが無いと聞いたはずが、吸って一口で物凄く咽せました。香りがとっても林檎でびっくり。
エジプト考古学博物館/カイロ
カイロの大きな博物館! ツタンカーメンの王墓から出てきた本物の財宝や、たくさんの遺跡の財宝、ミイラ、棺などが展示されています。
こうした彫刻入りの本物の石碑や石壁を、間近に見ることが出来ます。
当時つけられた色まで残っている彫刻がたくさん!
ギザ
そしてカイロから少し離れた場所にあるギザへ! エジプトはUberでタクシーが呼べます。
三大ピラミッド
象徴的なピラミッドやスフィンクスを見に!
私が見てきた範囲のエジプトの砂漠は、どちらかというと石や岩などもしっかり感じられる砂漠が多くて、ごつごつと滑らかのそれぞれの地形美がとても印象的でした。
ラクダに乗る!!!!
その前に、一番大きなピラミッドことクフ王の墓の中に入りました。
クフ王の墓
ピラミッドの石段をそのまま待機列にした行列で40分前後並んだあと、クフ王の墓の内部に。入ってすぐに通路の低さと、凄まじい登り坂に息を呑みます。
盗掘対策のためなのか、内部の通路はすべて細く狭く作られていました。
常に上半身を直角に曲げた中腰でしかいられないのですが、そのほとんど屈んだ状態で手すりを使って急な坂を登ります。
ここで絶句して動けなくなっている観光客の方が何人もいらっしゃいました。
すれ違う幅もギリギリなので謝罪をしながら、いつまでも屈んだ体勢から戻れない坂登りを続けます。
降りてくる方も同じ細い通路なのですが、お尻をこちらに向けて後ろ向きに降りていらっしゃるので、帰りは自分もこうやって帰るのか……と覚悟しながらの前進上昇が続きました。
太ももに感じる、筋肉酷使による震えと鈍痛。
無事に棺のあった場所に到着しました! 頂上まで登っていないはずですが、どの辺りだったんだろう?
意外だったのは、1月の真昼間のピラミッドの中は、外の涼しさに反してとても暑かったことです。
湿気なのかな? 人の多さゆえなのか、あるいはこのスクワット坂登りをしている人たちの熱気なのか、蒸すような暑さがこもっていて驚きました。
なんとなく先入観で、石の建造物の中=ひんやりしているイメージがありました。学びが多い。
そんなピラミッドを出たあとの、ラクダに乗っての外周です。
外から見てもなんとなく実感はないのですが、一番大きなクフ王の墓は、50階建てのビルよりも背が高いそうです。
大スフィンクス
おっきなスフィンクス!
担当編集さんにエジプトに行くと伝えたとき、「スフィンクスの視線の先にKFCがあるらしいので撮ってきてください」と言われて「???」となっていたのですが、確かにありました。
KFCの上の階、ピザハットもあった。
そんな写真を撮って担当さんに送っていたら、スフィンクスを横から(一番近くで)見るのを完全に失念しました。
そして飛行機でアスワンへ!
▼海外旅のレポまとめ
https://note.com/ameame_honey/m/mafa45df5213d