哀しみと共に生きる
のんこです。
あなたが哀しみを語るとき
思い浮かべるあの人がいるように
わたしが哀しみを語るとき
思い浮かべる人がいる。
あなたが哀しみを語るとき
思い浮かべる景色があるように
わたしが哀しみを語るとき
思い浮かべる景色がある。
思い浮かべる景色に立った時
哀しみが込み上げてくる。
変わらない景色が
そこにあるのに、
わたしの大切な人は
そこにはいない。
それを感じながら
ここに立つ。
移り変わる季節によって
景色の色は変われども、
わたしと大切な人の
心に残る景色は変わらない。
それを感じながら
またここに立つ。
ここがゴールとも思えないけど
わたし流の
「哀しみと共に生きる」
って、今の時点ではこういうことなのかな。
他の遺族の方の声も聞いてみたいです。