15徒然なるストーリー

夜中からの仕事がある時は。日中はなるべく早めに用事を済ませて、あとは自分の心地よいことに重点をおいて生活することを心がけるのが夜勤を乗り切る私のコツ。
で、独身時代はいつでも寝れたが、家族が出来るとそうもいかない。昨日の疲れもあって午前中ずっと寝てたかったけど起きて洗濯も回す。明日極力家事をしなくて済むようにやれることはやっておく。
で、数時間の仮眠を取るのがコツで、23時にまた起き出すのだが、夕飯時間が遅くなると片付けも当然遅くなる。いや、やらなくてもいいんだと割り切る日もあるが、朝帰ってきて食器や洗い物が溜まってると私の心が落ちるから、できる限り済ませておきたいのだ。

この前のこと。夕飯にきのこたっぷり炊き込みご飯作って、三陸ワカメと大根、ネギのお味噌汁。そして大船渡の秋刀魚と大根おろし。副菜は切り干し大根の煮物。

娘と夫が練習に行くか先に食べるか分からないため18時には作った。が、食べずに練習行ったので19時に支度をし直した。が。が…。

帰ってくるなり娘は自分の部屋へ駆け込み、「夕飯なんかいらない!口も聞きたくない!親なんていなくていい!私なんてどうせいらないんでしょ!」部屋に行ったが、入るな、近寄るな…

夫は無言で黙々と食べる。私が話しかけようとすると、ため息と同時に、テレビをつけ始める。食べ終わったら携帯ゲームし始める…。

はあー。寝られんよ。どうしてこう、拗らせるのか。

まあ、寒くてよかった。一度飛び出してった娘が戻ってきたわ。

父と娘、自分の意思がとても強いし意地がある。
こうと決めたらやる、頑固さも兼ね備えている。
私なら顔色見てこの辺で手を打とうとか安全策取るし、どう思われるかどうしても考えてしまう。

でも、2人ともめちゃくちゃ喧嘩するし先ほどもあるモノが壊れていたが、

多分また私が知らないうちに仲直りしているのだろう。

親子って面白いな。

事実は一つ。解釈は無限。

私の悩みは贅沢なのかも知れない。食べ物買えずに困ってもいないし寒さを凌げる家もある。

でも、悩むことはあるんだ。落ち込んだっていい。

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