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【2024年版】海外旅行の持ち物 | 新婚旅行(①準備編)

はじめに

2024年10月初旬から2週間弱、アメリカとメキシコへ行ってきました。

私にとっては5年ぶりの海外旅行。しかも今回は地獄の18時間フライト(トランジット有)。万全を期すべく、旅行グッズをたくさん買い込みました。

旅が終わってみれば「買ってよかった!」というグッズがある一方「これはマストではなかったな」と感じるものもあれば「これを買っておくべきだったな…」と後悔したものもありましたので、これらを備忘として書き留めたいと思います。

これから旅行される方の御参考になりましたら幸いです。

買ってよかったもの

①大量のウェットティッシュ

いきなり地味ですが、これが一番重要です。しこたま持って行ってください。

前提として、お手拭きはエリアを問わず、海外の飲食店では提供されないことが多いです。現地調達もうまくいかなかった経験があり(イギリスの薬局で購入したウェットティッシュはなぜかヌルヌルしていた…)、それ以来除菌ウェットティッシュは持参するようにしています。

食事の前後に手口を拭くのはもちろんのこと、テーブルを拭いたり、トイレが汚れている場合の清掃等に活躍します。
空港のフードコートやウェイターがつかないタイプのレストラン等では机が拭かれていないことが多く、トイレも日本の水準ほど清潔なことはほとんどないので、ウェットティッシュが必携です。

アルコールタイプで手口を拭くと肌が荒れる感じがしたので、手口拭き用にはノンアルコール除菌タイプがおすすめです。
テーブルや持ち物の除菌用(アルコールタイプ)と手口拭き用(ノンアルコールタイプ)とで使い分けるのも良いですね。

②携帯用計り(スケール)

紐部分をスーツケースの持ち手等に通してから本体の両サイドをホールドして持ち上げると、簡単に重さが計れる携帯スケールです。

私は上記のものを購入しましたが、出発前から帰国までの全行程で大活躍しました。お土産などをたくさん買うと想像以上に荷物の重量が増えていて既定の重量を超えてしまい、空港で詰め直しが発生したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回これを持って行ったので、バッグ間の重量調整をうまく行うことができ、手荷物の預け入れが大変スムーズでした。1,000円以下のお手頃価格で手に入りますし、一家に一台あっても損はないと思います。

③着圧ソックス(フライトソックス)

夫の分を含め、二つ購入しました。履いてみて、確かにフライト中の足の浮腫みが軽減されたと感じました。周囲を見ても同様の商品を履いている方を何人も見かけました。弾性が強いため履くのに若干苦労しますが、一旦履いてしまえば、その後は着圧の苦しさを感じることは殆どありませんでした。搭乗前に履き忘れた夫が機内で履こうとして大変そうでしたので、できれば空港の更衣室等、広い場所で履いてからご搭乗されることをおすすめします。

④キャリーオンタイプのサブバッグ

お土産等を入れる用のサブバッグ。背面にキャリーバッグの取っ手に嵌めるループが付いており、キャリーオンの状態で安定して運ぶことができます。移動の際には大変便利です。

私はAmazonでこちらを購入しました。内ポケットがいくつもあるため、小物の整理もしやすかったです。できるだけコンパクトになって、軽量かつ大容量のものを選ばれると良いと思います。

⑤ポケッタブルダウンジャケット

最高気温が30度を超える真夏日が続く中での渡航でしたが、今回、私たちは外資系エアライン(エアカナダ、ユナイテッド航空、ジェットブルー)を活用したのもあってか、いつも機内は凍えるように寒く感じられました。日系エアラインですと寒さは多少軽減されるとも聞きますが、予算の関係等で日系ばかり選んでいられない場合もあるかと思います。ポケッタブルのダウンジャケットはそれほど嵩張らないのに温かいので、1つ手荷物に入れて持っておくと助かると思います。

⑥ノイズキャンセリング機能付ヘッドホン

付属のコードを持っていけば機内で映画を見るのに使えます。機内はエンジン音が騒がしいので、ノイズキャンセリング機能があると快適です。また、寝るときは、別途持参したノイズキャンセリング機能付きのイヤホンをした上にこのヘッドホンをするというノイズキャンセリング機能の重ね付けにより、静寂を手に入れることができました。

ちなみに夫はこっちを使っていましたが、試させてもらったところこれはちょっとレベチのノイキャンでした。さすが高価なだけあり、これ一本でかなり快適です。

⑦ホテル用の室内履きスリッパ

海外はホテルのアメニティが日本ほど充実していないことが多く、スリッパも用意がないことが殆どです。折り畳みのトラベル用スリッパも売られていますが、個人的にはEVA素材のサンダルがいいなと思います。水に強く、お風呂上りに履くのにも適していて良かったです。

⑧ろ過機能付きの水筒

ただでさえ円安で厳しいので、水はできるだけ買わずに過ごしたかったのです。アメリカの水道水は安全に飲めるということですが、念のためこのブリタのボトルでろ過して飲んでいました。水を買うのもばかにならないので、この方法はかなり経済的だったと思います。(ただメキシコでは、ろ過したとしても飲むのがちょっと怖くて、メキシコ滞在中はペットボトルの水を買ってました。)

買ったけど、マストではなかったもの

①折り畳みイス(フットレスト用)

私はこちらをフットレストとして購入したものの、結局一度も使用できませんでした。というのも今回、エコノミークラスを利用してのフライトだったこともあり、想像以上に足元が狭かった!荷物を置くので精一杯。フットレストを広げるような場所もありませんでした。有用だったという人もいるので、フットレストを置けるかどうかは搭乗する航空機の種類にもよるのかもしれません。

フットレストの他の選択肢としては、エアーで膨らますタイプのもの、またはテーブルに引っ掛けて使うハンモックタイプのものがあるかと思いますが、前者は保安上の、後者は設備の耐荷重の問題があるとして賛否が分かれていると聞き、いずれの購入も控えることとしていました。
折りたたみ式のものであれば足元に設置し、必要に応じてすぐに畳むことができるため、前述のいずれの課題もクリアできると考えて購入しましたが、まさか設置する足元の広さが物理的に足りないとは…。

私は物理的に設置できず断念しましたが、調べるとエアラインの規定等で禁止されており、CAの指摘を受け使用できなかったという人もいるようです。

フットレストの持ち込みは想像以上に課題が多く、難しい印象を持ちました。いたずらに荷物を増やすだけになる可能性のほうが高い気がしなくもなく、私の結論としては「浮腫み対策は着圧ソックス一本で頑張る!」となりました。
足、上げられたら気持ちいいとは思うんですけどね。何か良い方法を知っている方がいらっしゃれば、ぜひコメントで教えていただけますと幸いです。

②ネックピロー

私は首が短いからか、いまいちフィット感を得られずすぐに外してしまったのですが、夫に渡したところ非常にフィットして大変重宝したようでした。ネックピローは千差万別、合うものは人それぞれのようです。
今回、往路も復路も簡易の枕が提供されており、それを折り畳んでフィット感を調整するほうが私には合っていました。わざわざ買わなくても何とかなっちゃったなーと思うと「マストではなかった」と思わざるを得ませんでした。フィットするものを見つけられたらいいのですが、それにはお金も手間もそれなりにかかりそうです。

③使い捨てハンカチ(ペーパータオル)

10日間と比較的長期の旅程だったこともあり、荷物を減らすため、ハンカチは使い捨てのペーパータオルにしました。しかし、アメリカのお手洗いのハンドドライヤーはものすごい強力で、手が一瞬でカラッカラに乾くので、持参したペーパータオルは殆ど出番がなかったように思います。ハンドドライヤーが無い場所であってもペーパータオルは設置されていましたし、メキシコもホテル滞在中心だったので、手が濡れてしまって困るということが殆ど無かったのでした。もしかしてアメリカではハンカチという存在が形骸化しているのかもしれない。ハンカチ持ち歩いてる人なんかいないのかもな。

これを買っておくべきだった!後で後悔したもの

①それなりのスーツケース

私、学生時代に購入した6000円くらいの激安スーツケースで行ったのです。全然転がってくれず、前傾姿勢で全力で引っ張るか、後ろから押すかしないと動いてくれず。重さが18㎏くらいあったので、これがなかなかストレスでした。他方、Aceのスーツケースを使っている夫は、私と同じ程度の重量にもかかわらずスイスイ動かせていて…持たせてもらうとキャスターのスムーズさが全然違う!そうか、ここに値段の差が出るか…と痛感したのでした。スーツケースは、できればそれなりの価格帯のものを選ぶことをおすすめします。価格帯で使い勝手がビックリするほど違うのです。

②ハンドクリーム(機内持ち込み用)

機内は強烈に乾燥しており、想像以上に手がガサガサに荒れました。ハンドクリームは持って行った方が安心です。液体物の持ち込みは各100㎖以内かつトータル1L以内に収める必要があることを考慮すると、このようなミニハンドクリームが重宝しそうに思います。

③ぬれマスク(機内持ち込み用)

前述の通り、機内の乾燥は厳しいものがあり、一般的な不織布マスクのみでは全く対応できないほどでした。上気道がパリパリに乾燥しているのを感じる途中、飲み水をティッシュに含ませて鼻に押し当てたり、それを顎のあたりに置いてマスクで挟んで固定したりもしましたが、気休めにしかならず…べっとりと肌が濡れてしまうとそれはそれで不快感がありました。次はぬれマスクを必ず持っていくようにしたいと思います。往路復路合わせて1人あたり2箱はマストで用意したい。

④洗剤付きスポンジ

持参したろ過機能付き水筒の飲み口の部分を、10日間も洗剤で洗えなかったのがストレスでした。やはり日数が経過してくると、ただの水しか飲んでいないとしても、飲み口で雑菌が増えている感じはします。次はサッカー部の飲み方(空中から水鉄砲みたいにして口に注ぐやつ)するか、これ持っていくかどっちかだなと考えています。

おわりに

#2は旅行グッズベストバイ編でした。旅慣れしていないからこそ、旅先に順応するのが大変だってわかっているからこそ、きめ細やかに、ただし最低限に準備したいと思う人は多いと思います。私もそうでした。でも、意外と準備段階で全部気づいて用意していくのって難しいですよね。
だからこそ、こういう「地味だけど有用」な情報を積み重ねていくことが意外に誰かの役に立つのかな、と思っています。自分の備忘録にもなるしね。

超個人的なまとめとなりましたが、少しでも御参考になりましたら幸いです。

P.S.
ブログどんどん更新したいのですが、意外に文章をまとめて書くのってエネルギーが要る!うまく生活のルーティンに乗せられないでいますが、もう少しざっくばらんに、書き散らしてみてもいいのかな。また近々更新しますね。


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