7/27 単行本『きらめきを落としても』刊行
こんにちは。鯨井あめです。
出ていった梅雨が帰ってきて、また出ていきました。通学路で体操服を忘れたことを思い出して、ダッシュで引き返してきた小学生みたいです。
気が付けば八月も目前。いよいよ夏ですね。コロナに気を付けつつ、熱中症に気を付けつつ、食中毒に気を付けつつ……皆様ご自愛くださいませ。
さて。
本日は、新刊のお知らせです。
短編集『きらめきを落としても』刊行
7/27に、短編集『きらめきを落としても』が刊行となりました。
繊細かつ美しい線で表紙を描いてくださったのは、与さん(twitter)、装幀はいつもお世話になっております、岡本歌織(next door design)さんです。上図は表紙の画像のみですが、帯には書店員さんからいただいたキラキラ輝くコメントが掲載されています。
ありがとうございます。帯コメントは励みになります。
また、今回は扉絵が付いています。小説現代に短編を掲載していただいた折、与さんの扉絵が短編とすごくマッチしていたので、「単行本にも扉絵を付けていただけませんか?」と担当さんに相談したところ、付けていただけました。各方面に感謝です。
題名は銀の箔押しとなっています。このようなご時世なので、難しいところもあると思いますが、ぜひ実物をお手に取っていただけると嬉しいです。
『アイアムマイヒーロー!』重版とちょっとしたお知らせ
昨年に刊行された『アイアムマイヒーロー!』が、ちょっとだけ重版しました。嬉しいです。
また『きらめきを落としても』刊行に伴い、「不思議な体質」という掌編を書き下ろしました。「慣用句、ことわざ、故事成語が実際に身体に起こる」という話です。こちらは『きらめきを落としても』未収録ですが、twitter上に全文掲載されています。こちらからお読みいただけます。
「不思議な体質」は、小説サイトに掲載していたものを元に書きました。元の掌編を気に入っていたため、新しい姿でお披露目できて嬉しいです。
twitter上で、『きらめきを落としても』や既刊を並べてくださっている書店さんの写真をいくつも拝見しました。POPを作ってくださった書店さんも見かけて、その精巧さに驚きました。
応援、しっかりと受け取りました。
本当に、本当にありがとうございます。
いろいろなことが立て続けに起こって、なかなか厳しい世の中ですが、『きらめきを落としても』がきらりと光る小さな楽しみになってくれたら嬉しいです。
それでは、今回はこのあたりで。