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2020年の新しい出会い(NewOldMusic01)

こんばんは。一昨日ぶりです。きいろ。です。

大晦日、無事仕事を納めてきました!
今年も帰省しなかったので、どうせこっちにいるなら、と仕事を入れたのですが、大晦日まで仕事をしてるとますます年末感を味わえないですね。
スーパーに寄ると家族みんなで買い物、という人たちがたくさんいて、あぁ年末だなぁ〜とほっこりしながら私はいそいそとビールとお菓子を買い込んで帰りましたが。笑

さて、そんな年末感のない話は置いておいて。笑
今回は、前回の予告通り、2020年の新しい音楽との出会いについて書いていきます!
新しい出会いって、新譜のことじゃないの?って思っている方、今回のタイトルを見て、ん?となっている方。
大正解です。(?)笑

2020年は、外出自粛もあってか、家でもずっと音楽を流したまま何かをする、ということが多く、本当に音楽とともに過ごした1年でした。
そして、本当にSpotify様様なのですが、
今まであまり聴いてこなかったアーティストの曲をたくさん聴きました!

というわけで、新譜ではないけど、私が個人的によく聴いていた曲などをご紹介!

改めて思いますが、「古いは新しい!!」


『Sunrise &Sunset』/andymori

andymoriは、大学時代、軽音サークルでコピーしたので、聴いたことはありました。逆にいうと、そのコピーバンドがなければ、andymoriとは出会わなかったかもしれません。(軽音サークルに入る前まで本当にバンド無知な人間だったので恥ずかしいくらいです……)
実はこの曲も、そのコピーバンドで演奏した1曲です。
この曲の何がいいかというと、ベースライン!!!
何を隠そう私のパートはベースでしたので、ベースラインに注目してしまうのはまぁ当然なのですが、この曲のベースラインは、とってもわかりやすく曲のメロディを牽引しているんですよね。
そして、なんでこの曲を社会人になって聞き返したのか、というと、自粛期間で久々にベースを弾いてみるかぁ、となった時、パッと思いついたのがこの曲でした。
ベースラインがわかりやすい、というのもありますが、弾いてて心地よくなるメロディや、皆で合唱する箇所もあるので、弾いてて楽しい曲なんです。
そしてもちろん聴いてても楽しくなっちゃう曲ですよね。
気分が落ち込みがちなあの外出期間だからこそ、響いた曲なのかも。


『cream soda』/スーパーカー

スーパーカーも大学時代にコピーしましたが、その時は、全く響かなくって。笑
今聴くと、本当に昔の曲なんだけど新しいんですよね〜。
主張しすぎないボーカルが、なんだか新鮮で、物憂い感じがあって、気負わず聴けます。笑
あと、フルカワミキさんのコーラスもすごく華を添えてる、というか、奥行きを足してる、という感じがしますよね。
男性ボーカルに、女性コーラス、というのは、やはり立体感が出る感じがして、個人的にすごく好きです。(ベボベ然り)
まぁ正直なところ、決して歌唱力がある、というわけではないと思います。
どこか不安定な音程というのも否めないですが、スーパーカーの曲は、歌詞や歌声はあくまで一種のパートであって、総括してメロディを伝えてる、って感じがするんですよね。歌は楽器だ、なんて言葉を聴いたことがありますが、スーパーカーはまさにそれなのかな、と。(個人的見解ですが)
というか、なんで昔のバンドはこうシンプルな構成なのに、メロディで刺さるものが多いのだろうか…シンプルなのに、確実にかっこいいですよね〜
『STORYWRITER』や『My Way』なんかも好き。


『Fever Beliver Feedback』/ハヌマーン

前回挙げたclimbgrowを聴いていた時に、Spotifyが流してくれたのが、この曲でした。
曲が始まって1秒。まさに聞いた瞬間に惚れました。出だしからかっこよすぎる。
携帯を手にしていたので、すぐさまTwitterで公式アカウントを探して、新譜が出てないのか調べよう…!!と思ったのですが、いくら探してもアカウントが見つからず。今時珍しいなぁ〜なんて呑気に思ってネットで調べたら、2011年に解散してました…知るのが遅すぎました…笑
しかし、サブスク配信が始まったのがどうやら2020年6月9日、ということで、本当にSpotifyに感謝感謝でした。笑
ハヌマーンの何がかっこいいって、衝動的で疾走感溢れるメロディですね。そして、山田亮一さんの声。アップテンポの曲なんかは、ギターでぶん殴ってくるような衝動なのに、それに乗せて聞こえてくる声はどこか優しくて穏やかなんですよね。だからなのか、『アパルトの中の恋人たち』のようなポップ寄りな曲なんかもハヌマーンの世界観の中で他の曲たちと同軸で存在してる、というのが素晴らしいな、と思います。バラードやポップな曲になると途端に別バンドか?!というくらいベクトルが変わるバンドって多くいると思うんですが、ハヌマーンは全くそんな感じがしませんね。
あ、あと、『トラベルプランナー』や『バクのコックさん』のような初めのギターフレーズが頭にこびりついて離れないとこも好きですね。
ギターでぶん殴ってくるようなバンドなのに(※比喩です!笑)そういう綺麗というか繊細なギターメロディを鳴らしてる、っていうバランスの悪さが逆にとっても調和してていいですよね〜。
めちゃくちゃ書きましたが(いろんな意味で)、個人的に2020年出会えてよかったバンドNo.1ですね。


『クロエ』/ART-SCHOOL

こちらも大学時代聞いたことあったものの全く響かなかったバンドです。(笑)
今思うと、なぜ当時あんなに響かなかったのか不思議なくらいですが。
ART-SCHOOLも、Spotifyで『ロリータ キルズ ミー』が流れてきて、一瞬でビビッときました。笑
最初のメロディから、「あ、これ好きなやつだ」ってなりました。
昔のバンドは特に多いと思うのですが、曲構成としては割とシンプルなんですよね。わかりやすい、というか。
そしてスーパーカー同様、めちゃくちゃ歌唱力があるか、と言われたら、うーん…と言ってしまう感じ。笑
あ、これは声を大にして言いたいのですが、
私はその曲が好きかどうかを決める基準として、「声」を重要視していたんですよね。声が苦手だと、どんなにメロディが良くても好きにはなれない、ということが多々あったんです。
まぁ何が言いたいかというと、歌唱力も総合して、そのバンドの作り上げた曲としての存在が私には刺さった、ということです。
上手く表しきれないのですが、昔のバンドのどこか憂な雰囲気、そしてバンドとしての意義、アイデンティティが詰まっている楽曲たちが、とっても魅力的なんですよね。
彼らの全盛期、その時代に彼らを知り得なかったこと、その時代への憧れや幻想のようなものが私の中にも少なからずあるせいかもしれません。
ここまで全く触れてなかったのですが(笑)今回挙げてる『クロエ』ですが、本当に今流れてても違和感ない、むしろ新しく感じるような曲だなと思います。一定のリズムで進行していくんですが、曲のテンションもある程度一定なのに、静寂の中の情熱、というか、心の奥底にある強い思いのようなものが感じれてかっこいいんですよね〜


『化けるレコード』/ニガミ17才

ここまで昔のバンドばかりの紹介になってしまったので、新しいバンドも。笑
バズリズムの「2020年 コレがバズるぞ! BEST10」の2位ということもあり、注目していたバンドではあったものの、全容が見えない不思議な楽曲、バンド、というイメージが強くありました。
印象がガラッと変わったのは、6月28日行われたYoutubeの「ニガミ17才」生配信。Twitterで見かけて、そういえばライブ配信もするんだっけな〜という軽い気持ちでYoutubeを見に行ったんですが、ちょうどライブ配信がスタートしたところだったみたいで、もう釘付けでした。
ライブを見た感想は、まず、「ニガミ17才のライブに行きたい…!!」でしたね。笑
驚愕だったのが、ライブ中に「演奏曲の拍を変える」という遊び。
voの岩下さんが咄嗟に言った「○分の○拍子」に合わせて、リズム隊が拍を変えて演奏する、という驚愕テクニック…
咄嗟の拍変化を楽々とこなしてるから、音楽してる人からしたら、簡単なのか…?と頭がおかしくなったくらいです。
そして、そのパフォーマンスを、これが音楽の楽しみ方です!音楽って面白いでしょ〜!と意気揚々と告げる岩下さん。
本当に心から音楽が好きなんだなぁ〜と感じました。
MVや奇怪な音楽から、「変態」と言われているのかと思ったのですが、もしかして、これは「音楽の変態」という意なのでは…?と思った次第です。
これほど「変態」という言葉が似合うバンドもなかなかいませんよね。(褒め言葉)



さて、今回も思った以上に書いてしまったので、ここら辺で。

そして、これにて2020年の振り返りは終わりです!

改めて、2020年はたくさんの音楽に出会えた1年でした。
音楽業界にとって、ライブができない、というのは、本当に苦しい1年だったと思います。私たちリスナーにとっても辛い1年でした。
だからこそ、音楽のありがたみをより一層感じられましたし、ライブができるようになったら、絶対音楽に還元していこう、と強く思った1年でもあります。

悲しいニュースなんかもありましたが、
やはり、私の生活に音楽は欠かせない存在です。
これからもっともっとたくさんの音楽に出会って、自分の新しい「好き」を見つけること。それを楽しみに、来年も無理のない程度に頑張っていきます。


さて、2021年の抱負、たくさんあるのですが、
音楽に関係あること、としては、
・もっとたくさんの音楽を知ること。
・忙しさを理由にしない(前回冒頭でも言いましたが笑)
・思考、そして書くことを辞めないこと。

これらを挙げていきます!
めちゃくちゃ個人的な抱負としては、
転職をする!というのがめちゃくちゃ大きな抱負なのですが…笑
まぁそのお話はまたいつか……笑


それでは皆さま良いお年を!






私はどうにか年内に完成させたいものがあるので、徹夜でいそいそと作ります(笑)
完成したらここに追加でリンク貼ろうかな〜
完成するかな〜どうかな〜〜笑



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追記(2021/01/01)

全然年明けまでに完成しなかったのですが、noteのまとめのようなものをzine(のようなもの)として作成しました!
青(Blue)は、私が好きな色でもありますが、まだ知らない音楽がある=まだまだ未熟だよね、ということで、青(Blue)
そして、短編集のようなCD、「EP」が好きなので、
『Blue EP』
(実は前からやりたかったこと…!やっと作成しました!!)
今年はこちらの作成も定期的にしていこうと思います。

よければこちらもみてみてください〜◎



きいろ。

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