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JUNO DS発売イベントに行って来たぞ

 久々に更新します。日付変わって昨日10/31、Junoシリーズ最新作のJunoDS発売イベントがありました。午前中スタジオで自分の不甲斐なさを実感しつつ気を取り直し池袋KEYへ。セミナー自体は1時間弱だったかなあ。

新発売記念!『Roland JUNO-DSセミナー』 ←これ。

JunoDSの感想

 今日説明を聞きに行くまで、今回のJunoDSはJunoGシリーズ寄りだと思っていました。右側はパッド、左側はフェーダーもついてて、見た目からもJunoGをさらに強化したものなのかなあと勝手に想像していました。

 でも実際は思っていた以上にJunoDiの色が濃いなあと思いました。店員さんも仰ってたけどDiの持ち味である(良い意味での)単純な使いやすさはそのままに、難しい設定もできるようになったのがDSだと思います。Roland現行機種だと、JunoDiとFAの中間くらいの勝手かなあと。

(★簡易かつ個人的なイメージとしては、①FA→結構難しいことも出来る / ②JunoG→FAより簡易だけどわりと難しいことも出来る / ③JunoDi→見た目はJunoGと似てるけど、さらに分かりやすい作りになってる という感じです。そんでもって今回発売になったJunoDSは、「①や②に近づいた③」という印象。)

 勝手な想像ですけど、特にDSが生きるんじゃないかと思った場面は、オリジナルバンドや即興セッションのライブをやる時。臨機応変にその場の雰囲気に合わせるための能力が高いシンセサイザーだと感じました。新しく加わった音色で、プリセットの時点でバンドサウンドの中での音抜けが意識されている物があったり、フェーダーで音色ごとの音量が切り替えられるのは強い。

 すこし触らせて頂いた感想として、まずベンダーを前に倒した時の感触がやや堅いような印象を受けました。比較対象が普段使いのJunoGとFantomXくらいしかないので何とも言えないですが、このくらいの堅い感触があれば演奏中でも「確実さ」を感じられて良いなあ思いました。展示してあったのが88鍵でピアノタッチのものでした。私はタッチも普通に好きです。

 DS良い機種だと思うと同時に、さらにFAの素晴らしさも再確認するイベントとなりました笑。正直既に自分がJunoGを持ってる事を考えると、Roland現行モデルで買うとしたらやっぱりFAかもなあと…。自分はKORG分からないし使ってる人の話をきいたイメージでしかないのですが、KORGのKronoss(新品だと20万超える)に追随するくらいの機能は余裕である気がします。ところでRolandが10万前後の価格でFAのような機種を発売できた理由って一体何なんですか…。

宇都圭輝氏のデモンストレーション

 素晴らしかったです。実は今回、宇都圭輝さんの生演奏が観たくてセミナーを即予約したのでした。音色に合ったフレーズをさらっと弾けるって相当凄いし引き出しが多すぎる…。上手い人って曖昧な音を出さないし、どの音もしっかり鳴ってくる印象があるのだけど、シンセサイザーであっても同じ事だなあと思いました。あとJourneyのDon't stop believingイントロが聴けた(歓喜)セミナー後に少しだけお話させて頂き、刺激を頂きました。がんばる。

 観に来てる人は女性の方がほとんどだったかと。おそらく午前中に学校があったのか、制服着てる子もちらほらいました。シンセに興味ある中高生が増えると良いなあ!

 比較的中高生でバンドやってる人目線のプレゼンだったのですが、まさに中学〜高校でバンド始める人にちょうどオススメしたい機種なのだなと感じました。それにこれ一台買っておけばその先も結構色々と使えると思いますし。



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