日本の貧困について
とってもシンプルなタイトルで今日はお送りしたいと思います。
私はこの日本という国に生まれ、貧困というものについては多感ではない方ですが、私自身の稼ぎは貧困とも呼べるほど僅かなもので、「働いて食べて生きる」ということの根本的な難しさや世知辛さみたいなものは痛感している、といったような立ち位置です(フリーターなので)
前提として、この日本国は、資本主義であるからして、もちろん貧富の差は免れられない要項とも言えますが、日本は先進国である故、多額の借金を抱えながらも、カルチャーや車などの精密機械が世界的評価を受けることにより、経済的には、発展途上国に比べて、裕福であると言えます。
しかし、コロナウイルス流行に伴い、インバウンド効果はかなり低迷気味であり(これはどの国にも当てはまることですが)、今後の経済不安が囁かれています。
すでにこの経営不安な状態故に、倒産する会社やリストラにより仕事を失った人、サービス業全般が痛手を負う形となり、いま世界の雰囲気はかなりよろしくない感じです。
実際のところ、突発的な貧困に関しては、基本的には役所の手続き申請等で救済処置が多少ある場合が殆どです。(詳細はインターネットで調べれば分かります。生活に重要なことですのでスクショして保管しておくなどをオススメします)
ですが、慢性的な貧困に関してはどうでしょうか。
私自身がフリーターなこともあり、フリーター仲間達のお財布事情などに関して話をすることも多いのですが、基本的にみんな、めちゃくちゃ働いてるのに全然お金がない。
じゃあ正社員になればいいじゃない、って話なのですが、今の時代、正社員でも初任給15万とか余裕でありますし、そこから保険諸々引かれて、手取り12万……ともすれば、フリーターの方がまだ稼げるっていう場合もあったりで、結局いいところ手取り16、7万かなってところで、これってもし世帯主だったらわりとカツカツじゃないの……?という。
日本は働きすぎ、とよく聞く言葉ですが、土日返上の残業やりたい放題で毎日あくせく働いているのに、自由に使えるお金が月約6万しかないっていうのが現状なら相当非効率かつ貧困国とも呼べるのでは、とも思ったりします。
故に、もう限界だ……となったサラリーマン達が総じて朝6時の小田急線に飛び込み、遅延させてみたりと最後の抵抗を見せるみたいな最悪の事態が頻繁に起こり、年間自殺者数や鬱病患者が増加傾向を見せ始めると
働き方改革だ!ノー残業デー!みたいな感じで社会の方も改善を試みるのですが、実際のところ全会社が職場環境を臨機応変に改良しているとは考えにくいですし、他社に差をつけられないように、馬車馬のように働け!という古風な考えはまだ根強い気もします。
で、結局、求職ページで書いていたことと違う!最初の話と違うじゃん!辞めます!ってなったらなったで、「最近のはこれだからさぁ〜、そんなんじゃどこでもやってけないよ」なんて言われて、どんどんどんどん働く人々の労働へのモチベーションが失われて、結果的に日本社会経済は非効率になっていく。
と、まあここまで話した中で、いよいよもう絶望、救いがないみたいな話になってきたので、話を戻しますと
個人的には、固定収入はあったほうがいい、と思います。
これ単純に、年金と保険は払った方がいいし(老後のため)、世帯主である、など固定出費があるなら固定収入はあった方がいいです。
さっき初任給の話をしたんですが、バイトには昇給や賞与はほぼないですが、正社員はまあほぼほぼあるので、続ければ基本的にいつかは貧困から免れられるという確定事項つきなので、条件としては悪くないと思われます。
また、会社選びに関しては間違えたら、間違えました!やめます!で良いと思っていて、これで駄目ならどこでもやってけない、とかまずあり得ないですし、労働者に優しい世界も存在します、この世に。
主観を押し付けて縛りつけて思いとどまらせようという相手の詭弁を真に受けて、限界だ死のう…となる必要は全くなくて、限界だ辞めようで良いと思うのです。
お金は生活に大切ですが、命がないと生活はないので、とりあえずは自分の命や心を最優先で行動して、お金が急になくなる不安があるならそれに関しては失業手当等々の救済処置があるので、とりあえずはなんとかなる。
ゆっくりできないと理性的に物事を考える冷静さも失ってしまうので、一旦冷静になり、論理的に物事を俯瞰し、貧困という問題解決に向かって色々策を練るといいと思います、長期的に。
さっき、なんとかなるって言葉を使ったんですが、
「なんとかなる」って思うと、まじでなんとかなる。何故かっていうとそれを思った時点で自分でなんとかしようと知らず知らずのうちにしているから、と
前、たまたま行った美容院の美容師さんに言われて、とてもスピリチュアルであり哲学でもあるなぁなど意味わからんことを思いながら、いい言葉じゃんそれ、って思いました。
久々にこういうのについて書いたな。
これからはこういうのちょっとずつ書くね。
ではまた