棚卸や診療報酬改定がありバタバタしていたけど、この時期毎回思うことがある。 なぜ、 『月末だから在庫を絞る』 『棚卸しだから在庫を絞る』 『薬価改定だから在庫を絞る』 のだろうか。 私が勤務している店舗では、『在庫を絞る』事はしない。 毎月気にしているのは、 『薬剤使用料』 と 『薬剤購入費(薬価ベース)』 在庫金額は目安にはなるけど、見てもほとんど意味がない。 例) 在庫金額10.000.000円 薬剤使用料5.000.000円 薬剤購入費5.000.000円
電話診療で公費のある患者さんの一部負担金はどうなるのかと思い、保健所から県庁と国に確認してもらったけど、今のところ回答となる文章や決まりはない様子…。 病院で支払いをしていないので、薬局で上限までもらって良いものか…。 来局もせず薬を配送した場合、受給者証には記載できないので、次回病院に行っても薬局で支払っている事が確認できないので、2重で徴収されてしまうことも考えられる。 病院も薬局もお会計、レセプトを保留にして次回来局時にと思っても、『次回も電話診療の予定なのですが
今、世間では日々状況が変わり不安に思う人も少なくないのではないかと思う。 当たり前な話だが、こんな時だからこそ 『食事』 『運動』 『睡眠』 が大事!! シンプルだけど、これをベースに生活を送る必要がある。 そんな中でも『睡眠』に対して日頃から患者さんに伝えていることをnoteに記しておこうと思う。 睡眠に対しては、厚労省が2014年に作成した『健康づくりのための睡眠指針2014』を見ていただければ、ある程度睡眠の知識がつくと思われる。 (エーザイが作っていて、薬局な
先日、桂枝湯をベースに風邪症状に用いられる漢方をまとめみたが、今日はその時の少し出てきた麻黄湯をベースに麻黄剤、柴胡剤を簡単にまとめてみよう。 麻黄湯は、汗が出ずにぞくぞくと寒気がし、関節が痛むような場合に、桂枝湯、葛根湯よりもさらに発汗作用を強化したい場合に用いられる。 麻黄湯には、麻黄・桂皮・杏仁・甘草が含まれており、麻黄、杏仁は気管支を広げ咳を緩和する作用がある。 麻黄湯(麻黄、桂皮、杏仁、甘草) ↓ ↓-桂皮 +石膏 ↓ 麻杏甘石湯 ↓ ↓+桑白皮 ↓ 五虎湯
風邪の初期症状(悪寒、発熱)には葛根湯は有名な話だが、果たしてそれは正しいのか? 葛根湯には、『麻黄』という生薬が使われていて、漢方だから誰でも安心というわけではなく、その時の症状や年齢にも注意する必要がある。 葛根湯は、そもそもベースとして『桂枝湯』が入っている。 桂枝湯(桂皮、芍薬、生姜、大棗、甘草) ↓ ↓+葛根 ↓ 桂枝加葛根湯 ↓ ↓+麻黄 ↓ 葛根湯 ↓ ↓+川芎、辛夷 ↓ 葛根湯加川芎辛夷 悪寒、発熱があり汗をかいている風邪の症状の初期であれば桂枝湯。
桂皮、芍薬、大黄などはタンニンが含み、鉄と結合することで、鉄剤の効果を減弱する可能性あり。 石膏、竜骨、牡蠣などのカルシウムを含む漢方は、一部の抗菌薬や抗生物質と併用すると、カルシウムが結合してしまい、吸収されにくくなるので、服用時間をずらした方が良い。 糖尿病薬でグルコシダーゼ阻害薬と膠飴(コウイ)を、含む漢方(大建中湯、小建中湯など)を併用すると、膠飴の糖質が分解されずガスを発生させてしまう。 意外と見落しがちな飲み合わせかも。 これらを加味して考えると、やっぱり
エーザイが、デエビゴ(レンボレキサント)の製造販売許可を取得。 ベルソムラ(スボレキサント)よりもオレキシン2への親和性が高く速やかな入眠と維持が期待できるらしい。 個人的にはベルソムラよりも併用禁忌が無いことが良いかも。 いつ販売になるのかな?
今年は、ハーブティーデビュー(^^) 花粉症をカモミール、ローズヒップで乗りきれるか! それぞれ、キク科(ブタクサ、ヨモギなど)、バラ科にアレルギーが無ければ試す価値ありかな。 今のところは例年より落ち着いている感じ!
『健康って何なんだろう。医療って何なんだろう。薬って何なんだろう。』 薬剤師として、常に考えているテーマ。 五体満足で疾患がない人を健康と言うのか。 じゃあ、障害や疾患がある人は健康では無いのか。 WHOは、健康の定義として 『健康とは、完全な 肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の 存在しないことではない。……略』 としています。 僕は、この定義に賛成派ですが、まだ完全に納得する定義では無かったんです。 という本に出会いました。 有名な
はじめまして! noteデビューです。 普段は、病院の前にある薬局で働いている薬剤師です。 デビュー写真は、実家の薬局です。 父が開局し26年間地域の人たちに支えられて営業していました。 10年前に閉店してしまいましたが、今でも僕にとって大切な存在です。 『継げば良かったかなぁ…』 と、考える事もありましたが、今は父の意志を受け継ぎ、それを自分なりの表現で実現するのでも良いのかなと思えるようになってきました。 noteでは、何か情報を発信するというよりも、自分の頭